今後日本は貧しくなり楽するために他人から金を取ろうとする人が増える話について

富裕層 課税 消費税減税お金

こんにちはmasayaです。

Twitterでたまたま目にしたのが、富裕層に対して課税して消費税を減税しようという動きです。

そもそも日本の労働収入(課税所得)はすでに最大45%も徴収されますし、

他人から奪い豊かになろうとする事ほど醜いものは無いと思います。

今回は、今後日本は貧しくなり楽するために他人から金を取ろうとする人が増える話についてです。

富裕層に課税し消費税減税しようとする貧困層

富裕層 課税 消費税減税

以前、朝のモーニングショーというTV番組で、分離課税をやめて総合課税にすれば7,000億税収が増えるので、

『株で儲けている人から貧しい人に再分配するべきだ』という発言がありました。

他にも富裕層に課税をして、消費税減税しろという意見もあります。

富裕層に課税に賛成している人たちは、

株の配当や課税が軽いので年収1億円を超えると税負担が減少するから逆転現象が起こっているからだというのですが、

富裕層 課税 消費税減税

そもそも日本の労働収入(課税所得)は『最大45%ですでに非常に高い』です。

課税総所得額税率控除額
195万円以下5%0円
195万円を超え330万円以下10%97,500円
330万円を超え695万円以下 20%427,500円
695万円を超え900万円以下23%636,000円
900万円を超え1,800万円以下33%1,536,000円
1,800万円以上40%2,796,000円
4,000万円超45%4,796,000円

また、年収の上位4%の人が『所得税の納税額の半分』を納税している事実があります。

上位4%の人 所得税 半分 納税

また、年所得1億円を超えると所得税が軽くなる異常のグラフは

横軸がリニアではないですし、また縦軸も納税額ではなく税率ベースであるんですよね。

納税額に換算したグラフは以下になります。

富裕層 課税 消費税減税

そもそも労働と投資はリターンの性質が異なります。一緒くたで考えるべきではないんです。

こうしたことに賛同している人たちは『日本は頑張ったのに報われない社会を作ること』と同じであり、

『頑張らない人たちが得するという無能ばかりが集まる地獄のような社会』になると思います。

富裕層から課税した場合のリスクについて

富裕層 課税 リスク

では、この先さらに富裕層から課税した場合のリスクについて考えます。

富裕層が高い税金に辟易し海外移住するリスク

当然、富裕層としては、高い税金を払うぐらいであれば『税金の安い国に居住すること』ができます。

そもそも税収の多くは富裕層が納めております。

実際に『世帯総収入が890〜920万円超えない』と税金で払った分よりも社会的サービスを受けているので、

890万円 920万円 社会的サービス

本来であればそれ以下の年収の人たちはすでに富裕層たちが生活をサポートしてくれているわけです。

なので日本で生活できている事自体に本来であれば感謝するべきなんです。

『そんなの義務だから当然だろ?』とか言う人は同じ額耳揃えて納税してから言ってほしいですね。

しかし、さらに富裕層に課税しようとする動きが強くなれば、当然ですが国外に逃すことに繋がるので、

日本の国力を下げることになり、社会インフラなどもどんどん脆弱なものになってしまいます。

富裕層が海外に逃げる→日本の税収減る→貧困層が富裕層にさらに税金納めろという→以後ループ

税率が高い富裕層を目指す起業家が増えなくなるリスク

本来であれば、富裕層に課税してやる気をなくすよりも、

富裕層を増やして結果的に税収が増えるようにした方が国は潤うんですが、

税率が高ければ、当然ですが富裕層を目指して起業する起業家が減っていきます。

『努力しても報われない社会』とわかってしまえば、頑張らないほうが良いとなるので、

日本自体に優秀な起業家を生み出すことができなくなります。

当然起業家が生まれなければ、雇用は生まれないので

労働者としてしか働けないような人たちは働くことすらままらない状況になるんですね。

働いても給料上がらない程度の能力の人を楽させるために優秀な人が消耗するっておかしな話なんですよ。

投資で儲かっている人がズルいと感じるなら自分も投資すれば良い

投資

私個人の意見としては『機会の平等、能力の不平等』であるべきなのが資本主義社会だと思っています。

【格差のない社会は努力が報われない社会】機会の平等と能力の不平等についてのお話
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誰しもが等しく機会を与えられる社会が良いと思います。

・勉強したくても学費が払えず勉強ができない
・仕事に就きたいのに仕事ができない

こうした人たちにも平等にチャンスを作って上げることは『機会の平等』です。

しかし、キッカケや機会を与えられているのにも関わらず、

それを活かしきれないのは本人の『自己責任である』というのが現実的な話になります。これが『能力の不平等』です。

投資で成功している人たちは『少なくともチャレンジ』をしています。

もちろん原資が減るかも知れないというリスクもありながら、勉強して努力して行動しているわけです。

例えば、Bitcoin(ビットコイン)などは『誰しもが5万円で買うことが平等にできた時代』もありました。

私は周りから批判されながらも購入して大きく資産を増やすことができました。

怖いとか危険だからといってチャンスに対して臆病で指くわえていた人たちが、

『文句を言ったりする資格はどこにも無い』んですよね。

機会の平等が与えられていたのにも関わらず、それに投資できないのは投資の能力が低いからです。

他人の成功を妬んで足引っ張るようなことをしてもあなたは幸せになれないですから。

もし、投資で儲かっている人がズルいと感じるのであれば

『同じ土俵に立ってあなたも投資をすれば良いだけの話』です。

多くの人は機会の平等は与えられているので、その状態で自分がどうなりたいか?どうありたいか?の問題です。

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貧困層が増えれば自分たちが楽するために他人から金を取ろうとする社会になる

富裕層 課税 消費税減税

この先将来的に日本は貧しくなり貧困層が『富裕層からお金を奪うのは当然だ』という人たちが増えてくると思います。

すると社会は、

・貧困層を切り捨てる
・貧困層の負担を富裕層に押し付ける

という2つの選択を強いられるではないかと思います。前者はアメリカのように弱者を切り捨てる方法です。

しかし、日本はアメリカのようにはならないと思うので、後者のようにより負担が大きくなるのではないかと思います。

成功した人を妬む事しか出来ない社会、自分たちが楽するために他人から金を取ろうとする社会になると

お金を稼げる優秀な人ほど生きづらくなります。

ですので足を引っ張るような人がいない社会へと外に目を向けていきましょう。

お金
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