こんにちはmasayaです。
日本のサラリーマンの大半がお小遣い制だと思いますが、
なんと世界を見ても『家計を妻が握り、夫には必要なお金だけ渡すスタイルが調査対象国中最も高い』
というデータが有るようです。しかし、こうしたお小遣い制には多くの弊害があります。
今回は、日本のお小遣い制には多くの弊害がある話についてです。
日本のお小遣い制
日本は『家計を妻が握り、夫には必要なお金だけ渡すスタイルが調査対象国中最も高い』というデータがあります。
以下は世界の世帯の収入管理方法です。
おそらくお小遣い制をしているのも、高度経済成長時代は
『男性が働き、女性が家にいるというスタイル』でしたが、
このスタイルが令和も根付いて未だにお小遣い制が根付いているんだと思います。
他に考えらるのは『男性がお金に対してルーズであるので女性が管理しておいたほうが良い』というケースですかね。
中には逆も然りではありますが。
しかし、時代は変わり男女ともに共働きする時代になり、こうしたお金の管理も変わっていきます。
今回はお小遣い制について詳しく説明したいと思います。
お小遣い制による弊害
お小遣い制による弊害について説明したいと思います。
お小遣い制は労働に対するインセンティブを無くす
お小遣い制は労働に対するインセンティブを無くしてしまう可能性が高いと思います。
どれだけ働いても給料はお小遣い制である以上手元にお金が入ることは無いので、
仕事に対してのモチベーションに繋がっていきません。
つまり『仕事の頑張るインセンティブを限りなくゼロにしてしまう』ですよね。
ちなみに働き盛りの20代〜30代というのは、
・知識
・スキル
・道具
など、ありとあらゆるモノに『自己投資をする必要がある』のにお小遣い制だから使えないとなれば、
本来は必要である投資をせずにそのままチャンスを失うので『自己成長できないということ』に繋がります。
当然、そのタイミングで自己投資できる人たちとの差は歴然になります。
年功序列制度のように何も成長する必要なく給料が上がる時代ではないからこそ、
こうした自己成長のためにお金を使うことは非常に重要です。
お小遣い制は預貯金偏重になりやすい
お小遣い制は『預貯金偏重になりやすい』です。
もちろん、管理する側がお金について詳しく、資産運用など老後資金などを考えて、
コントロールできるぐらいであれば、お小遣い制でも良いと思います。
しかし、リテラシーが低い人ほど、どうしても『貯蓄』にシフトしてしまいがちです。
ひたすら貯蓄に回れば、経済が良くなるどころか、
紙幣がインフレによって『価値が目減りしていることにさえ気づかない』ですね。
ですので男女関係なく、基本的に『マネーリテラシーの高い方』がお金をコントロールするのが良いと思います。
お小遣い制では消費意欲が上を向かない
やはり、お小遣い制では消費意欲が上を向かないので『景気的にも悪影響』をもたらします。
稼いでも稼いでもお小遣いが増えないので、稼ぐ意欲も消費意欲も無くなるんですよね。
消費意欲は欲望から生まれるので、人の欲望をよく知っている人ほど、
仕事でどうすればものやサービスが売れるのかが手にとるようにわかるんですね。
逆に言えば、消費意欲がない人は買い手側の欲望について理解できないのです。
お金はあくまでも『価値と交換するクーポン券』です。
小さい買い物は自由にして、大きな買い物は相談するというやり方のほうが良いと思います。
そして消費に対して考えていくスタンスを身につけるべきです。
お小遣い制はお金に対して無頓着になる
自分のお金をどう使い、どう管理するのかは大人として『重要なリテラシー』だと思います。
お小遣い制を自らお願いする男性陣も中にいるのですが、
彼らとしては『お金の管理は面倒だからお小遣い制にして欲しい』という要望があります。
日本人はどうしても『管理されたほうが楽』だとか『ただ思考停止して従う』という精神が根強いんですが、
それでは夫婦で生活しているのにお金に関しては全て奥さん任せてになってしまい、
自分はお金に対して無頓着になるわけです。
そんなお金の管理ができない人が、意思決定や管理など『いい仕事ができるとは到底思えない』ですよね。
日本はお小遣い制から独立採算制にするべき
やはり日本にはマネーリテラシーは必須だなと感じましたね。
だからこそ、こうして情報発信する意味があるんですけどね。
お金を手元に持った上で何していいかわからないのであれば『それはマネーリテラシーが低いのと同じ』です。
もちろん、男性女性関係なく『マネーリテラシーは必須』だと思います。
ギャンブルが好きな男性もいれば、ブランド品を散財する女性もいますから。
ジェンダーフリーで考えるの出れば、こうしたお小遣い制ではなく、
お互いに仕事し、生活費を出し合い、それ以外は自由に使えるような形にしていかないと
『いつまで経ってもマネーリテラシーは向上しない』です。
だからこそ『独立採算制で各々がしっかりと財布をコントロールできるようにしていくこと』が重要かなと思います。
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