こんにちはmasayaです。
従来は資本の中でも金融資本の重要性が非常に高かったですが、
現代は世界全体で金融緩和でお金が余っているような状態です。
つまり、金融資本よりも人的資本や社会関係資本の重要性が高まってきています。
そこで今回は、人的資本・社会関係資本を貯める方法を紹介していきたいと思います。
従来に比べて金融資本の価値が低くなっている
お金持ちになるためには『資本』が必要になります。資本の種類は大きく分けて3つあります。
②人的資本:知識,スキル,経験など
③社会関係資本:人間関係
従来は金融資本の価値の比重が高い時代でしたが、現代は人的資本や社会資本の価値の比重が高くなってきています。
資本というのは『他社に対して価値を提供するためのベースとなるもの』です。
この定義から考えれば、
・専門的知識やノウハウ
・人との関係性
・多くの人がしたことの無い珍しい経験や体験
これらすべて資本となります。
インフルエンサーやYoutuberなどのような人たちが莫大な富を得ているのも金融資本ではなく、
人的資本や社会関係資本を大量に持っている人からなんですね。
人的資本や社会関係資本を貯める方法
人的資本や社会関係資本を貯める方法について紹介します。
これらを貯めるためには自分自身から『与えること』からすべて始まります。
例えば、フォロワーも自分から情報発信しなければ増えないのでつまり発信する(与える)ことから始まります。
ではどのようなことを通じて人的資本や社会関係資本を貯めていくのか?
方法は5つあります。
・誰かの欲を満たす
・誰かを居心地よくさせる
・誰かの好奇心を満たす
・誰かを楽しませる
これらの5つの方法はあなたが今からでもスマホだけ誰かを満たすことができます。
では、具体的に説明していきます。
誰かの悩みを解決する
シンプルに誰かの悩みを解決することは定番ですね。
HARMの法則と呼ばれている人の悩みは4つに集約されるという法則です。
A(Ambition):夢、将来、キャリア
R(Relation):人間関係、結婚、恋愛、会社
M(Money):お金
まずは、自分自身の体験(人的資本)からHARMの法則に当てはまることで発信していきましょう。
誰かの欲を満たす
誰かの欲を満たすというのも一つの方法です。
簡単に言えば、喉が乾いた人に水を与えるように人間のある欲望を代わりに満たして上げることです。
有名なマズローの欲求5段階説があります。
②安全の欲求:身体的に安全で、かつ経済的にも安定した環境で暮らしたい欲求
③社会的欲求:社会集団に所属して安心感を得たいという欲求
④承認欲求:集団の中で高く評価されたい、自分の能力を認められたい欲求
⑤自己実現の欲求:自分にしかできないことを成し遂げたい、自分らしく生きていきたい欲求
従来は生理的欲求を満たせば良かったですが、先進国はより高い欲求を求めるようになってきています。
誰かの高い次元の欲求を満たすことも方法の1つになります。
誰かを居心地よくさせる
誰かを居心地よくさせるというのも一つの方法です。
居心地が良いというのは『そこにいくと自分らしくあるがままの自分で居られるという状態』です。
例えば、友人が素で相談や悩み事を話せる相手があなたなら
それはあなたが居心地が良い状況を作り出しているわけです。
他にも快適なサービスやキレイな部屋のホテルなどは居心地が良いですよね。
また、スナックなどは仲の良い常連さんがお酒やカラオケをして楽しみますが、
これもスナックという一つの居心地の良い場所を提供しています。
誰かの安心や自分を開放できるような空間、状態、状況を作り出すというのも方法になります。
誰かの好奇心を満たす
誰かの好奇心を満たすというのも一つの方法です。
好奇心とは『知的活動の根源となる感情』です。簡単に言えばワクワクする状態のことです。
例えば、Appleの新型iPhoneや任天堂がスマブラの最新作が発表されるとワクワクして好奇心を満たしますよね。
スポーツなどもプロ選手の凄いプレーで好奇心を満たしたりしています。こうした好奇心を満たすというのの方法です。
誰かを楽しませる
誰かを楽しませるというのも一つの方法です。
お笑い芸人のようにくだらないことをして誰かを楽しませたり、ライブなどでファンを楽しませます。
情報発信をすることでより良い社会関係資本を築くことができる
情報発信をすることで『より良い社会関係資本を築くこと』ができます。
例えば、あなたがSNSを通じて情報発信をすれば『あなたの考え方に共感ができる』という人たちが集まり、
より良い関係が築くことができます。
たまにSNSではアンチのような人が現れますが、アンチたちはブロックして遮断すれば良いので、
良い人たちだけとの交流がどんどん増えていきます。
人的資本や社会関係資本はお金に換金しなければ税金が掛からない
人的資本や社会関係資本は『お金に換金しなければ税金が掛からない』ですね。
そもそも税金が発生するタイミングとは『お金が人から人へと移ったタイミング』です。
逆に言えば『お金を人から人へと流通させなければ税金は発生しない』ということに捉えることもできます。
では、具体的に人的資本や社会関係資本を換金せずとも使う方法ですが、
以下のようなケースでは税金は発生しないです。
・ボランティアとお礼
・持ちつ持たれつ
・お手伝い
これらはすべてのケースは、お金を介入させないので税金が発生しません。
また、金融資本の中には『持っているだけで税金が発生する』ものあります。
しかし、人的資本や社会関係資本を持っているからと言って税金は発生しません。
例えば『あなたは友達が多くフォロワー数が他の人よりも税金を取る!!』なんてどこの国もやってません。
ナチス時代にユダヤ人は金融資本などはすべて剥奪されましたが、
人的資本の知識やスキルだけは剥奪できませんでした。人的資本や社会関係資本は誰にも奪えないからです。
人的資本や社会関係資本は究極の節税であり、
今後、日本のような税金の高い国で生き残るための知恵の一つになります。
若い世代は金融資本ではなく人的資本や社会関係資本持ちになるべき
これから若い20代の人は金融資本だけ追うのではなく、
『人的資本』や『社会関係資本』を築くために努力するべきだと思います。
結果的に今お金を持っている人たちは金融資本以上に『人的資本や社会関係資本を持っている』からです。
中には、築いた社会関係資本をMLMや怪し営業などを通じてお金に還元する人がいますが非常にもったいないです。
そもそも金融資本の価値はジャブジャブと金融緩和して目減りしているわけで、
そんな価値の目減りしたものを得るために今後伸びるであろう社会関係資本を手放すのは愚か者です。
逆に誰かの問題や悩みを解決するために自分の知識や経験を活かすことで、
さらに社会関係資本が蓄積されて、経験やスキルが上がるので、結果的に金融資本も高まるというサイクルが良いです。
良い例:自分ができることで誰かの問題や悩みを解決して人的資本や金融資本を高める。
人的資本や社会関係資本を得ていく上で大切なのは『与えられるのではなく与えることができる者になること』です。
私が口酸っぱく言うTAKERではなくGIVERになるということです。与えることからすべてが始まります。
与えられることばかり考えている人は人的資本が低い傾向があります。
与えることをしないので、社会関係資本は貯まりませんし、結果的に金融資本も貯まりません。
つまり、貧困層は他人に与えることができる能力が富裕層よりも低いということです。
しかし、貧困層だからといってできないわけではないんです。どんなことだっていいです。
自分のできる知識やスキルの範囲内で与えられることから始めましょう。
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