こんにちはmasayaです。
DEXアグリゲーターはUniSwap(ユニスワップ)が有名ですが、
最近注目されているのが『1inch Exchange』です。
今回はまだ日本人が知らない有望な銘柄『1inch Exchange』についてわかりやすく説明してみました。
1inch Exchange
1inch Exchangeは32種類のDEX(分散型取引所)やレンディングサービスから
最良のレートでトークンを交換することができるDEXアグリゲーターの仮想通貨になります。
1inch ExchangeはSergej・Kunz氏(CEO)とAnton・Bukov氏が2019年5月に1インチをローンチしました。
1inch Exchangeでは、多数のDEX(分散型取引所)のレートをまとめて取引に最適な価値リストを表示させます。
1inch Exchangeは『スマートルーティング』と呼ばれる機能を使用して、
分散型取引所と中央集権型の取引所の両方に接続してスリップを最小限に抑えて、
可能な限り最高の価格のレートを表示します。
他にもトレーダーの好みに応じて指値注文やガス手数料などカスタマイズすることが可能です。
1INCHトークン
1INCHトークンは1inch Exchangeのガバナンストークンになります。
1INCHトークンは以下のような利用価値があります。
・セキュリティ維持コスト費用
・開発者の雇用
・初期投資化への利益配分
1inchのトークン保有者はトークンをステーキングすることで、
『Spread Surplus(スプレッド余剰)』の分配設定をどうするかを投票することができます。
Spread Surplus(スプレッド余剰)とは、スワップ(トークンの交換)において、
注文された価格よりも有利な価格でスワップが執行されたときに生じる取引所側の利益です。
トークンをステーキングしている人たちは『Spread Surplus(利益)の何割を分配するか』を決定できます。
1inch Exchangeが注目されている理由
1inch Exchangeが注目されている理由について解説していきたいと思います。
DEX(分散型取引所)
DEXとは分散型取引所であり、中央集権型ではなく、非中央集権の取引所になります。
中央集権型の取引所などでは、ハッキング被害などがありますがDEX(分散型取引所)であれば、
ハッキングのリスクが少ないので、徐々にDEX(分散型取引所)の需要が大きくなっています。
また、1inch Exchangeは2020年に急成長したDEXアグリゲーターであり、
月平均取引高が約10億円でこれはDEX市場全体の『6~10%』のシェアを占めています。
DeFi(分散型金融)
仮想通貨では現在DeFi(分散型金融)がブームになっており、
その中でも1inch Exchangeは無くてはならないプロジェクトになっています。
1inch Exchangeは流動性プールを様々な取引所から寄せ集めて、
プラットフォーム内での取引のトランザクションが複数のDEX(分散型取引所)を通じて処理されています。
複数のDEX(分散型取引所)とトークンを一つのところに統合して取引ができるプラットフォームは
DeFi(分散型金融)には欠かせない存在になっています。
ステーキング
1inch Exchangeでは、特定の仮想通貨を預けて流動性を提供することで、
その対価として1inchトークンを配布されます。
DEXアグリゲーターの覇者になれるか?
DEXアグリゲーターの覇者になれるかが今度見どころかと思います。
DEXアグリゲーターは1inch Exchange以外にも
DEX(分散型取引所)の大手であるUniswap(ユニスワップ)が競合になります。
こうした強豪がいますが、どちらが価値が上がっても良いように2つともぜひポートフォリオの一つに追加しましょう。
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