【読書】1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法から学ぶ重要なポイントをピックアップしてみた

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法 読書人生

こんにちはmasayaです。

私はビジネスにおいて主な仕事は『考えること』です。

考えることは、非常に時間やパワーが必要ですが、

考える力は非常にコスパが良く最強のスキルだと思っています。

今回はそんな考える力を身につけるための本である

『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』をご紹介していきたいと思います。

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法から学ぶ重要なポイントをピックアップしてみた

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法 読書

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法は山口揚平さんの著書です。

この本の目的は『考える』ということを新しく定義し直します。

考えると言っても、実際に考えるとは何かを本当にわかっている人はごく一部です。

生物界で唯一人間だけに与えられた『考える力』を身につけるための本になります。

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法から学ぶ重要なポイントをピックアップしてみました。

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解を問うのではなく問いを問う教育

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法 読書

現在日本の教育は解に問うをことを教えていました。

20世紀には問題が多くありましたので、その問題を解決する解を見つけるのが重要でした。

しかし、21世紀は問題という問題が無くなりつつある時代です。

つまり、21世紀の教育は『問いを問うこと』が必要になっていきます。

今の時代は、解は調べればすぐにわかります。

Googleなどでスマホで検索すれば何でも解を教えてくれますが、問いには答えてくれません。

問に対する問いというのは『考える』ということです。これからの時代に大切なのは教育は『考える力』になります。

20世紀の教育→解を問う
21世紀の教育→問いを問う

頭の良い定義が変わる

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法 読書

20世紀の頭の良い人の定義は『高学歴な人』『知識が豊富にある人』でしたが、

20世紀から21世紀で頭の良い人の定義が変化しています。

21世紀の頭の良い人の定義は『思考力がある人』『想像力がある人』に変わっています。

20世紀の頭の良い人→高学歴な人や知識が豊富にある人
21世紀の頭の良い人→思考力がある人や想像力がある人

有名な経営学者のピーター・ドラッカー氏はこのように言っています。

20世紀では『お金を生み出すためには知識』が必要だったが、21世紀では『知識はお金を生み出さない』

理由は、インターネットの誕生により知識が誰でも手に入るようになったから。

と言っています。

20世紀→知識はお金を生み出す
21世紀→知識はお金を生み出さない

これは、他の本などでも口酸っぱく言われている話になります。

安価で知識が手に入る時代では、知識のコモディティ化が進み『知識自体の価値が下がっているということ』です。

では、知識が全く必要ないのか?と言うとそうではないです。

21世紀の知識は『あらゆるコストを下げるため』に使用されます。

例えば、価格.comという様々な家電製品などの最安値を調べるサイトがあります。

価格.comというサイト自体を知識として知っていれば、

ヤマダ電機やビックカメラなどで、定価で買わずとも同じ家電製品を安価で買うことができるのです。

つまり、同じ家電製品を買う行動一つを取っても、知識という差でコストを下げることができるということです。

・知識のコモディティ化が進んでおり、知識自体の価値が下がっている。
・21世紀の知識は、あらゆるコストを下げるために使用される。

情報量が増えると人は考えなくなる

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今の世の中は超情報社会になっています。

SNSやインターネットさえあれば、いくらでも情報を無料で得ることができる時代です。

しかし『情報量が増えれば増えるほど思考しなくなる』というリスクもあります。

これをこの本では『思考と情報のパラドクス』と呼んでいます。

情報量が増えれば増えるほど思考しなくなる→思考と情報のパラドクス

情報というのはあくまでも『思考のための潤滑油であり、目的ではない』です。

思考は『意識を自由に動かすこと』なのでむやみに情報を取り込むと、

意識は情報と結合して『固定概念』に変わってしまいます。

柔軟な思考を身につけるのであれば、情報流通を制御して『思考量>情報量』を意識することが大切になります。

・情報というのは、あくまでも思考のための潤滑油であり、目的ではない。
・柔軟な思考を身につけるには『思考量>情報量』を意識する。

考えることの定義

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法 読書

考えるとは『概念の海に意識を漂わせて、情報と知識を分離、結合させ、整理する行為』です。

考える行為を多くの人が『頭を使うこと』だと一般的に言われていますが実は違います。

考える行為は『意識を使って情報を整理するということ』です。

・考えるとは、概念の海に意識を漂わせて、情報と知識を分離、結合させ、整理する行為。
・考えることは、意識を使って情報を整理するということ。

また、意識には『次元』が存在します。

アインシュタインの言葉の中に、

『我々の直面する重要な問題は、それを作ったときと同じ考えのレベルで解決することができない』

という言葉があります。

例えば、お金の悩み、仕事の悩み、人間関係の悩みは同じ次元では解決できないのです。

それらを解決するためには一つの上の次元である『人生』から思考する必要があります。

・意識には次元が存在する。
・同じ次元では問題を解決できないので、一つ上の次元から思考する必要がある。

考える力を身につける4つのメリット

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考える力を身につけることで具体的にどのようなことが得ることができるのか?

この本には、以下のような3つのメリットがあると言われています。

では、考える力を身につける3つのメリットについてそれぞれご紹介していきたいと思います。

・考える力を鍛えれば一生食べていける
・考えることでAIやロボットに勝てる
・考えることで固定概念から解き放たれる

考える力を鍛えれば一生食べていける

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考える力を鍛えることは一生食べていける力をつけることと同じぐらい重要だと言っています。

仕事ができるビジネスパーソンは、仕事の処理能力が高いから稼げていると思っていますが、

実は彼らが仕事で成功している理由は『常に1つの決定的な大切なことを見抜いて実行しているから』です。

・仕事ができるビジネスパーソンは、効率的に仕事を処理する能力をもっているわけではない。
・仕事ができるビジネスパーソンは、本質を見抜いて一つのことを行い結果的に効率性をもたらしている。

もっと簡単に言えば『本質を捉えることで無駄なことを極力減らして、成果を高めている』ということです。

生産性とは『アウトプット/インプット』で成り立っていますが、

本質を捉えることで、無駄なインプットを減らして最大のアウトプットを行っています。

もし、効率的に何かを成し遂げたいのであれば、

『常に考えて最も本質的なことだけに手を付けるべき』ということです。

考えることは『最も効果的な行為であり、あらゆる物事に対して使える最強のスキル』です。

・効率的に何かを成し遂げたいのであれば、常に考えて最も本質的なことだけに手を付けるべき。
・考えることは、最も効果的な行為であり、あらゆる物事に対して使える最強のスキル。

考えることでAIやロボットに勝てる

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近年では、AIやロボットなどに仕事が奪われるなどと言われていますが、

考える力があれば『AIやロボットに仕事が奪われること』はありません。

そもそもAIは『同次元で平面的に計算を行うことができますが、思考はできない』です。

思考とは意識的な作業なので、意識は次元を超えて漂います。

人間は、異なる次元のものを組み合わせることができます。

つまり、思考こそがAIと人間の決定的な違いをもたらします。

・AIは同次元で平面的に計算しかできない。
・人間は思考という次元の異なるものを組み合わせることができる。

考えることで固定概念から解き放たれる

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考えることで『凝り固まった考えから自由になること』ができます。

俗に言われる思考バイアスになります。思考バイヤスとは『人間なら誰にでもある思考の偏り』です。

人間は生活している中で、自然と同じ考えに執着してしまいます。

しかし、私達が生活している以上に世の中の変化のスピードや振り幅が大きくなっています。

そんな世の中なのにも関わらず、

固定概念や偏見を持ち続けると、思考が時代に追いつかず息苦しさを感じてしまいます。

だからこそ、思考をすることで柔軟に物事を考えて固定概念を解き放つことができます。

・思考バイアスで固定概念や偏見を持ち続けると時代の変化のスピードについていけなくなる。
・考えることで凝り固まった考えから自由になれる。

考える4つの目的

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法 読書

具体的に何を考えれば、考えたと言えるのか?本には考える4つの目的が書かれています。

『代替案を出すこと』,『具体案を出すこと』,『全体像を明らかにすること』,『本質を見抜くこと』です。

それぞれについて詳しく説明していきます。

・代替案を出すこと
・具体案を出すこと
・全体像を明らかにすること
・本質を見抜くこと

代替案を出すこと

考える1つ目の目的は『代替案を出すこと』です。

代替案を出すことによって一つの案に執着することが無くなり『囚われない心を持つこと』ができます。

例えば、大学受験に失敗したとしましょう。

Aさんは、大学受験を失敗したときの代替案を持っていないので落ち込み自暴自棄になりました。

Bさんは、大学受験を失敗したときの代替案を複数持っていたので、

その中の再度予備校に通い来年受験を選択して行動しました。

仮に何かに失敗したとしても失敗を前提に別の複数の代替案を持っていれば、

別の方法があるからと失敗に対して執着することがなくなります。

代替案を出すことで失敗に対して執着することが無くなる。

具体案を出すこと

考える2つ目の目的は『具体案を出すこと』です。

具体案とは『何をすればよいかを行動に落とし込める案のこと』を言います。

よく、ビジネスの世界では『検討します』という言葉を使う人がいますが、

本当に考え抜いたとは言いづらいです。

思考するために大切なのは『問題をどうやって解決するかという実現可能な解』でなければならないです。

・具体案とは何をすればよいかを行動に落とし込める案のこと。
・思考するために大切なのは、問題をどうやって解決するかという実現可能な解でなければならない。

全体像を明らかにすること

考える3つ目の目的は『全体像を明らかにすること』です。

全体像を明らかにするためには『時間軸』『空間軸』を意識することです。

また、白い紙とペンで全体像を明らかにすると良いです。

時間軸と空間軸を把握することで、問題が絡み合っていても一つずつ因果関係を紐解くことができます。

本質を見抜くこと

考える4つ目の目的は『本質を見抜くこと』です。

本質を見抜くとは、3つの共通する要素が隠れています。

普遍性:応用が効くこと
不変性:時が経っても変わらないこと
単純性:シンプルであること

普遍性とは、応用が効くことです。一つの本質(原則)を理解すれば、

他の様々な分野の問題も解決できるということです。

不変性とは、時間が経っても変わることが無いということです。

つまり、過去でも未来でも同じ問題を解決できる思考になります。

単純性とは、物事の本質はシンプルであり、複雑に見える問題でも一つに絞ることができます。

思考力を鍛える3つのサイクル

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法 読書

思考力を鍛えるために必要なのは『考える』,『話す』,『書く』という3つのサイクルが大切になります。

・考える
・話す
・書く

考える

考えるためには『見えている結果ではなく、原因をしっかりと考えること』が大切です。

また、大体こんなものだろうと原因を解決しないまま妥協しないことです。

しっかりと『考えることにコミットすること』が大切になります。

話す

話すというのは『口癖』になります。本質的にはという口癖を習慣化させると、

自然と本質を捉えることができる言葉が出てきます。

書く

書くというのは『思考を形にすること』です。

考えても形にしなければ何の意味もないです。

問題を捉える時や構造化したいときには、しっかりと紙に書いて思考を固定することです。

考える力を身に着けて21世紀社会を生き抜く

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法 読書

日本人の多くは、自分で考えることを止めて誰か他の人に意思決定を任せます。

例えるなら『自分の命綱を誰か他人に託している状態』です。

私がそれを感じたのは千葉の台風災害です。

台風が来ることは、すでに新聞やテレビで一週間以上前から言われていました。

つまり、対策する時間があったはずなのに多くの人が台風に全く無関心でした。

実際に台風が来たときには大きな災害になり、

対策していない人達は『国が助けてくれない』とか『市が助けてくれない』などと喚いている人が多かったです。

彼らは『自分の頭で考えることせずに、誰かが何とかしてくれる』というベースだったからです。

しかし、少しでも考えることができたら懐中電灯一つや非常食を買うことなどもできたはずです。

これからの時代は、考える力がある人と無い人で結果に如実に現れると思っています。

宙船の歌詞に『おまえが消えて喜ぶ者におまえのオールをませるな』という一節がありますが、

正しくこれです。思考することや考えることは非常にパワーがいることですが、

21世紀を生き抜くためにも考える力をしっかりと養っていきましょう。

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