考える力は一生食べていける
これからの時代大切なのは「考える力」だと思っています。
考える力を身につけることで21世紀も一生食べていくことができます。
これから先にAIやロボットなどが人間の代わりに仕事を行うと言われていますが、
AIやロボットは計算などすることができるが考えるという思考はしないのです。
つまり「考える力」こそこれから先もAIやロボットに負けない人間が持つスキルになるわけです。
今回はそんな考える力に着目して記事を書いていきたいと思います。
解を問うのが20世紀の教育、問いを問うのが21世紀の教育
今までの20世紀の教育では、「解に対して問う」ことを前提にしてきました。
つまり、正解を早く解くことができる人が優秀であると言われていた時代です。
しかし、正解を早く解くことは今の時代難しくありません。
理由は、インターネットの発展によりコストが下がり誰でも知識を得ることができるようになったからです。
しかし、21世紀では「問に対して問う」のが教育として大切になります。
多くの人は正解に早く辿り着くことができますが、社会というのは常に答えがあるわけではないです。
実際に日本では正解だと思っていた生き方が正解ではなくなりつつあります。
つまり、問い(問題)に対して問う(考える)ということが重要になってきています。
なので考える力は情報に勝るということです。
考える力を養うメリット
考える力を養うメリットについてご紹介したいと思います。
本質を見抜くことができる
物事には本質が存在しており、ボーリングのセンターピンのようなたった1つの大事なピンを理解することです。
本質を考えることでそれを理解すれば後ろに並ぶピンもどんどん倒れていき
「少ない労力で大きな成果を得る」ことができます。
逆に、本質が理解できなければ、どれだけボールを転がしても成果も出ず労力が無駄になります。
応用が効く
考える力はどんな分野でも活用することができます。
勉学でもスポーツでもビジネスでも考える力を養うことで本質を見抜くことができるので、
より早く成果を出すことが可能です。
考える力が無い人の特徴
多くの人が考える力が備わっていない人が多いです。
考える力がない人の特徴をまとめました。
分からないことがあるとすぐ人に聞く
分からないことをすぐに人に聞く人は考える力がないです。
考える力がある人はわからないことは自分で調べて吸収して知識量を増やしていきます。
自分の意思がなく、周囲に流されやすい
自分の意思がなく、周囲に流されやすいというのも考える力がない人の特徴です。
何かを決めるときにも周囲の意見に流されます。
考える力を身につける方法
では考える力が無い人が考える力を身につける方法をご紹介したいと思います。
考える力は必ずしも先天的なものではなく、筋肉と同じで日々鍛えることができるのです。
日々訓練していけば考える力は養われていくのでぜひマスターしましょう。
書く・話す
考える力を身につける方法はシンプルに「書く・話す」ということで身につけることができます。
書くというのは今はブログやSNSなどがあるのでニュースに対して自分の意見やコメントを書くということでも良いですし、
ノートなどにメモを残しておくことも良いです。誰かに自分の意見や気持ちを伝えるというのでも良いです。
好奇心
考える力の源は好奇心です。
何かの問題にぶち当たった時に、
「これって何が行けなかったんだろう」とか「この状況になってしまったんだろう」などと
深く興味をもつことで自然と深く思考が考えられるようになります。
好きなことを追求
好きなことを追求するのもありですね。
例えばゲームでもボスを倒すためにどうしたらいいかとか、もっと強くなるためにはどうしたらいいか考えたりすると思います。
つまり好きなことベースなら自然と考えることができるわけです。
気になったらネットでググる
とにかく気になることがあれば、ネットでググることが良いですね。
もちろんあなたの求めている正解にたどり着かなかったとしても、問題の解の種は散らばっています。
なので、調べるというクセを持つことが大切ですね。
考える力には「持久力・深さ・広さ」の要素がある
考える力には「持久力・深さ・広さ」の要素があります。
持久力
考えるという作業は非常にパワーが必要になります。
多くの人は考えることが疲れると知っているので、安易な答えを選ぶわけです。
考える持久力を身につけるには、日々考えるということを繰り返すことが大切です。
思考し続けることで考える持久力は増していきます。
深さ
考えるというのは深さも重要です。
ただ知っている知識や話を鵜呑みにするだけでは浅はかです。
自分の持っている知識を論理的に組み合わせて「なぜ?」を繰り返していくと、考えを深めることができます。
論理的に仮説を立てることで、思考の深さは磨かれます。
広さ
考える時には大きな視野で思考する必要があります。
「コインは円形か」を知っていますか?
コインは円形だと思っていますが、側面から見ると長方形にも見ることができます。
つまり、自分の見えている視点だけで物事を見るのではなく、
様々な角度から考えるということをする必要があるということです。
考えることは人間だけが持つ力
考えることは非常に面白いです。日頃から考えるクセを身につけると考える力は日に日に養われていくと思います。
ぜひ考える力を鍛えて21世紀は食いっぱぐれのない人生を歩んでいきましょう。
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