こんにちはmasayaです。
よく『大企業の内部留保が増えて労働者の給料が減っているのにけしからん!!』
と言っている人が居ますが、これは全くの誤解なんですね。
むしろ株主たちが企業や労働者のために自らのお金を差し出しているので内部留保になるのです。
今回は、多くの労働者が内部留保を悪だと思っている話についてです。
企業の内部留保が増えることは経営的に考えれば良いこと
企業の内部留保が増えることは経営的に考えれば良いことなんですね。
内部留保を簡単に説明すると『会社の儲けは株主に分配するけど分配せずに会社に貯めて良い』ということです。
本来は株主が企業の利益から儲けを分配しますが、そのお金を企業のために使ってくれと言っているわけです。
実は、株主がしっかりと企業や労働者のことを考えているからできることなんですね。
もし、内部留保をせずに株主が配当を渡せとなれば、
株主は儲かり他の企業にさらに投資して経済は活性化します。
しかし、株主に配当を増やすと企業が赤字に転落した時に銀行が企業に対して融資してくれなければ、
当然、企業は倒産するので労働者は失業するわけです。
中には内部留保課税しろという人がいますが、ここに課税掛けるなんて馬鹿げていますし論外なんです。
今回は内部留保の正しい認識について説明してきます。
内部留保の正しい考え方について
内部留保の正しい考え方についてです。
内部留保は企業が自由に使えるお金ではない
そもそも内部留保のお金は株主のお金であり『企業が好き勝手自由に使えるお金ではない』です。
例えば、内部留保が余ってて労働者に給料を増やして、内部留保を減らすというのはありえないです。
ではどのような時に内部留保を使うのかというと
会社が赤字を出した時に内部留保で相殺して会社を存続するのに使う金なんですね。
株主は企業に投資をしている立場なので、企業をなるべく長く存続させるためであれば使っても良いわけです。
間接的に仕事と給料が増える
内部留保が増えれば、間接的に労働者の仕事と給料が増えます。
そもそも企業に体力がなければ、労働者に給料を支払うことができないからです。
例えば、こうしたコロナ禍などの経済悪化している中で内部留保があることで、
労働者も給料がもらえて生活できるわけなので。
内部留保が還元されていないもっと給料を上げろという人は、
その前にあなた自身の『労働市場の価値が高く』ならなければ上がることはないです。
内部留保はむしろ労働者の恩恵のほうが大きい
企業の内部留保が増えているのは、株主が自分の投資の取り分を企業に預ける親切な行為なんですよね。
内部留保が増えると労働者が怒るのですが、
むしろ投資家の利益を削って労働者に還元してので、ありがたいと思ったほうがいいんですよ。
そもそも給料が低いのは、労働者の労働力自体の価値が低いだけであり、
内部留保はあくまで株主が企業に助け舟を出しているだけなんです。
別に労働者から取っているのではなく、投資家の利益を企業にプールしておくことで、
労働者の給料が支払われて生活が守られているわけなので。
間違った認識ではなく、正しい認識を持つと僻みや妬みなどが無くなると思います。
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