こんにちはmasayaです。
最近は若者の自動車離れという自動車を所有しないことで話題になっていますが、
個人的に自動車を所有しない若者は、非常に賢い消費者であるなと感じています。
今の時代MaaSやシェアリングエコノミーという考え方が普及しており、
私達の生活はどんどん所有から利用に進んでモノの呪縛から解放されていっています。
今回は、自動車は所有するよりも利用するほうが賢いという話についてご紹介します。
日本は世界からみても以上な税金の高さ
日本は世界からみても以上な税金の高さがあります。
上記の画像は、日本自動車工業会の調べた主要国の税金の比較になります。
日本はアメリカと比較するだけでもおよそ『49倍』の税金の負担があります。
ちなみにさらに追い打ちをかけるがごとく、
自動車で走った距離に応じて税金が課せられる『走行税』が今後導入される可能性があります。
現在の自動車の税金は『使用する燃料』と『自動車の所有』を基準に課税されていますが、
最近では電気自動車やハイブリッド自動車の普及が増えてきており、
今後燃料の使用が減っていき、自動車の税収が落ち込むため
具体案の一つに走行距離に応じて課税される走行税が浮上しています。
ちなみにすでにニュージーランドでは走行税が導入されおり、1,000キロあたり5,000円になっています。
つまり1km走るごとに5円かかる計算です。
もし今後走行税が日本でも導入されれば、
公共機関の少ない地方の税負担が重くなる可能性が非常に高いですし、
タクシー業界や運送業界にもダメージが有り、おそらく消費者の私達も負担が強いられるのかなと思います。
・自動車の購入や燃料に多くの税金がかけられている。
・今後走行税によって新たな税金が課せられる可能性がある。
世界ではどんどんMaasが浸透していっている
MaaSとは『Mobility as a Service』の頭文字を取ったもので、
バス、電車、タクシーなどのあらゆる交通機関をITを用いて
シームレスに結びつけて効率よく便利に使えるシステムのことです。
もう少し簡単にするとサービスとしての移動となります。
私達の移動を最適化するために様々な移動手段を活用し、利用者の利便性高めるものです。
すでにヨーロッパなどの海外では本格的に導入されており、日本でもMaaSが浸透してきています。
MaaSが実現することで消費者がモノからの解放がされます。
モノがない時代にモノを所有することは当然だと思いますが、しかし現在はモノがあふれる時代です。
自動車一つとっても街を見渡せば多くの自動車が溢れています。
つまり、合理的に考えれば自動車は所有ではなく利用していくことが良いわけです。
今後2030年には全世界で個人が所有する自動車の比率は20%近く下がる
今後2030年には全世界で個人が所有する自動車の比率は20%近く下がると
コンサルティング会社の報告書で言及されています。
つまり、自動車の所有から利用は当たり前の流れであり、時代合っているのは正しく後者なのです。
2030年には全世界で個人が所有するクルマの比率が現在との比較で
2割近く下がるというコンサルティング会社の報告書が話題となっています。
カーシェアやライドシェアなどのサービスが急拡大することによって、
個人でクルマを所有する人が減ることが原因です。
日本の場合、ライドシェアは禁止されていますから、自家用車が減った分はすべて、
カーシェアなどの法人所有になります。
現在、日本のあちこちに見かける自動車販売店(ディーラー)の多くは姿を消しているかもしれません。
→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191214-00010002-wordleaf-bus_all
オススメの自動車のシェアリングサービスについて
日本は自動車を所有するだけでかなりの税金を取られてしまいます。
それでもなお多くの人が自動車を所有の呪縛から解放されていません。
現在はシェアリングエコノミー(共有型経済)の概念が一般化してきています。
つまり、所有から利用という消費の変化が進んでいます。
今まで所有して税金を支払っていた負担が利用することで少なくなります。
では、具体的にサブスクリプションサービス、カーリース、カーシェアリングなどをご紹介していきたいと思います。
・DiDi
・MOV(モブ)
・Cariteco(カリテコ)
・KINTO(キント)
・マイカー賃貸カルモ
・notteco
・GO RIDE
Uber
Uberはタクシー配車プラットフォームになります。おそらく世界で一番知名度の配車プラットフォームですね。
日本でも最近ではUberが浸透してきており、私も移動などはUberを利用したりします。
自動車を持つよりも必要な場所に必要な金額を支払えばたどり着けるので非常に便利ですね。
DIDI
DiDiはタクシー配車プラットフォームになります。
DiDi(滴滴出行)は中国の企業でソフトバンクとの合弁会社でもあります。
私がDiDiを使ったのは今年石垣島に行った時にDiDiを使用しました。
基本的にはUberをよく使用しますが、こちらも非常に便利ですね。
MOV(モブ)
MOV(モブ)は、無料で乗車することができるタクシーです。運賃はもちろん迎車代金や高速代金も無料です。
MOV(モブ)はスポンサーと広告宣伝費により乗客の利用料金を無料にするサービスです。
まだ完全には普及やサービスが確立されていませんが、
今後こうした無料で移動できるサービスも増えていきそうですね。
Cariteco(カリテコ)
カリテコは、名古屋を中心に愛知、岐阜、三重などの東海3県で利用できる
名鉄協商が行っているカーシェアリングサービスです。
すでに約200箇所のカーステーションがありますし、
名鉄協商パーキングでは無料で利用ができたり、料金距離が6時間までなら無料です。
KINTO(キント)
KINTO(キント)はトヨタ社が行うサブスクリプションカーシェアリングサービスです。
KINTO(キント)は自動車を購入するのではなく、月額制で利用することができます。
月額費用は、登録諸費用や税金、メンテナンス、保険などが含まれています。
KINTO(キント)はレンタカーやカーシェアリングに比べて比較的自由度が高く自動車を利用することができます。
KINTO(キント)には2つのプランが用意されており、
KINTO ONEと呼ばれる好きな車1台を、3年間利用できるプランと
KINTO SELECTと呼ばれるレクサス6車種の中から6ヶ月ごとに選び、3年間利用できるプランがあります。
マイカー賃貸カルモ
カルモは月額定額料金で新車の保有をできる個人向けカーリースサービスになります。
月額1万円台より利用することができます。
また特徴としては車種選定から審査申込手続きまで、すべてオンラインで完結することができます。
リース期間は賃貸期間という形であり、これまでは12ヶ月から9年の間で自由に設定が可能でした、
しかし、カルモでは11年契約を設定することができ、毎月の定額支払料金をより抑えることができるので
最安値の自動車では1万円代から契約が可能となっています。
notteco
nottecoは安く移動したい人とガソリン代などを節約したい人をマッチングするサービスです。
長距離バスなどと比べても安く早く移動できます。
長距離移動に特化しているサービスなので、旅行やアウトドアなどに利用する人も多いです。
GO RIDE
GO RIDEとはスノーボードやテーマパーク、フェスなどのイベントと連動したライドシェアサービスです。
同じイベントへ行く同士が相乗りをするので、新たな出会いもありそうですね。
自動車は所有するよりも利用するほうが賢い
私は自動車は現在所有していません。
移動手段はタクシー、新幹線、飛行機などが多いです。近場であれば地下鉄などに乗ることが多いです。
今後、自動車は所有から利用にシフトするのが賢いと思っています。
大切なのはモノを所有するのではなく、モノを利用してモノから自由に解き放たれることだと思っています。
自由をベースに生きていますので、年齢層が高い人はなかなか理解しにくい考え方かもしれませんが、
これからは所有から利用に進んでいきますので、どんどんモノを捨てて利用ベースで考えていきましょう。
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