断る勇気を持っていない日本人が多い
日本人はどうしても周りとの調和を保とうとするがあまり、頼まれたら断れず、
本当はやりたくないのにやってしまいがちです。日本人は『NOと言うこと』に対して苦手意識が強いのです。
しかし、自分自らの気持ちを押し殺していると、
それは周りの人にとっても『断りづらい環境を間接的に作り出していること』になります。
すると断ることができず、我慢比べのように我慢することになってしまいます。
Noと断れない人の特徴
Noと断れれない人の特徴には特徴があります。
・人間関係を壊したくない人
・罪悪感を抱きやすい人
・自分さえ我慢すればいいと思っている人
・コミュニケーションが苦手な人
基本的にNoと言えない人は相手のことばかりを考えて、
相手の気分を害しそうでNOと言う勇気がないという方がほとんどです。
Noと断れない状況をズルズルと続けていると『あなた自身の人生が他人のためのもの』になってしまいます。
断る勇気を持たないことよる弊害について
断る勇気を持たないことよる弊害についてご紹介します。
永久にリソースが追加されない
よく、企業に勤めているとサービス残業や休日出勤してでも、
なんとか『仕事を最後までやり遂げようとししてしまいがち』です。
本来リソースが足りていないのであれば、
・時間がなくて完成しませんでした
と言えば良いのです。するとできないなら人員や機材を増やしたりなどを上層部が考えてくれます。
しかし、その仕事を無理やりなんとかしてしまうので結果的に『永久にリソースが追加されない』です。
NOと断れない人はストレスを抱えて体と心を必ず壊してしまう
NOと言える人は『体と心を元気に保ったまま』人生が送れますが、
NOと言えない人は体と心を必ず壊してしまいます。NOと言えないと周りどころか自分すら守ることができないのです。
Noとは言えずにいると、心も体もボロボロになってしまい、
最終的にNoと言えない人たちかがうつ病や自殺してしまうのです。
つまり、Noと言えるというのは『生きるための術』になります。
断る勇気は恋愛・仕事など様々な人間関係の場所で役立つ
断る勇気は恋愛・仕事など様々な人間関係で役立ちます。
恋愛でも強引にデートやアプローチをされて無理に断れずに付き合ってしまったり、
仕事でも面倒な仕事を嫌々やってしまったりと、これらに共通するのは断ることができないからです。
断る勇気を持っていない人ほど他人の気持ちを思いやる良い人ばかりです。
ですので、良い人だとわかっているから弱みに付け込まれがちなのです。
断る勇気を持つことで自分の意志を表現するだけで人間関係の場所で役立っていきます。
断る勇気を手に入れる4つの方法
では、断る勇気を手に入れる4つの方法をご紹介します。
断る理由を簡潔に説明する
断る理由の内容はほとんど問題になりません。大切なのは理由があることです。
大切なのは、その断る理由の話は出来るだけ簡潔にしましょう。
他の業務の進捗状況などを並べ立て、くどくどと言い訳をするのは逆効果です。
返答を後回しにしない
嫌なことって後回しにしがちですが、これはNGです。断るのであれば即答で断るべきです。
そのほうが相手側を待たせている時間も少なくなりますし、他の人に頼んだりできます。
もし嫌だなと感じることがあればその話の時点できっぱりと断るようにしましょう。
できることとできないことを明確にする
何でもかんでも「できません」「無理です」と断ると角が立ちますし、期待を裏切ることになります。
お互いがwin-winとなるためには『落としどころを探ること』が重要です。
「全部は無理だけれど、半分ならできる」や「その日は無理だけれど、別の日ならOK」というように
できることとできないことを明確にしましょう。
相手よりもまずは自分のことを大切にする
Noと言えない人には、
・期待に応えられなかったんじゃないか?
と不安になる人や相手を気になる人もいるはずです。
相手を思いやる前にまずは『自分自身を思いやること』が大切です。それを自己中だと言われても関係ないです。
自らを大切にしない人は『相手を大切にすることができないから』です。
まとめ
Noとすんなり言えるなら苦労しないよと思うかもしれないですが、
組織であれば、どこかで誰かが『いや、無理です』と言わなければなりません。
安請負ばかりしていると、どんどん自分や周りを心身ともに疲労困憊にさせてしまうのです。
つまり『NOと言える人』を増やしていき、Noと言える環境を作り出すことが重要なのです。
そして、自らも断る勇気を持ってできないことはNoとしっかりと言うことは、
自分や周りを守る術となります。しっかりと身につけるようにしたいです。
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