こんばんはmasayaです。
今の日本は結婚しない若者が多くいます。
というのも、結婚の仕組みが徐々に現代に合わなくなっているのではないかと思っています。
そこで、今回は日本のこれからの結婚について考えてみました。
これからの日本の結婚について考えてみた
今回は、結婚というテーマで一つの記事を書いていきます。
男女の未婚状況を示す指標の1つに『生涯未婚率』があります。
これは、特定の年齢層から未婚率を算出したものですが、この数値が年々増加傾向にあります。
2015年国勢調査の結果は以下の画像ですが、
すでに2015年では日本人男性の4人に1人が『50歳時点で結婚の経験が一度もない』ということが、
データからわかります。一方で結婚の経験がない女性は7人に1人です。
今後日本ではどんどん生涯未婚率が増加していくと思います。
結婚制度は農業時代に作られたもの
そもそも結婚という制度は、いつの時代から始まったのかルーツを探る必要があります。
結婚制度とは産業の主体が『農業時代に作られた制度』でした。
先祖から受け継いだ田畑を『長男に相続させるため』に
明確なルールを徹底させなければ、別の人間に農地が譲られてしまいます。
別の人間に農地が譲られれば『土地の細分化』や『耕作放棄地』になるので年貢を徴収するにあたって非効率です。
ですので、結婚という制度を作り跡取りを設けるためのシステムを作りました。
また、それだけでなくその時代は農耕で食べていくためには、一人でも子供を作った方が有利でした。
つまり、結婚制度は農業時代は生きていくために重要だったということです。
・結婚は田んぼを守るために作られたシステム
これから日本でも結婚の仕組みが一夫多妻制になる可能性も
そもそも一夫一妻制というのは『非モテ男を守るため』にもあると思います。
一夫多妻制ではモテ男に複数の女の子が集中して非モテ男があふれるため、
長子が結婚できないと、土地の維持ができなくなり餓死する可能性があります。
それを防ぐための制度として、一夫一妻制を作り長男が必ず結婚できるようにしました。
長男を田んぼと紐付けることで、食糧供給が安定して餓死しない安定した基盤となっていました。
しかし、現代は『田んぼ以外のも食糧供給をすることができる時代』なので全く無意味な制度となっています。
今後、結婚の仕組みは『一夫一妻制から一夫多妻制』に移り変わっていく可能性が高いと思っています。
一夫多妻制を導入している国は多くありますし、今後先進国でも一夫多妻制を導入する国はあると思います。
・現代は田んぼ以外のも食糧供給をすることができる時代なので一夫一妻は無意味な制度。
・今後結婚の仕組みは一夫一妻制から一夫多妻制に変わる可能性もある。
生物的に一夫多妻制は長い歴史がある
生物的に一夫多妻制は長い歴史があります。
類人猿であるボノボとチンパンジーは『多夫多妻制』です。ゴリラは『一夫多妻制』です。
ヒトの場合は、アウストラロピテクスの頃はオスとメスの体格差があったので、
『一夫多妻制』の傾向が強かったと考えられています。
ホモサピエンスは、オスとメスの体格差が小さきことで緩やかに『一夫一妻制』になったようです。
先程も説明したとおり、農業時代に適した結婚の制度という形で社会的に一夫一妻制を強制されています。
しかし、生物的に考えると一夫一婦制ではなく、一夫多妻制の方が理にかなっているのではないかと思います。
・農業時代に適した結婚の制度という形で社会的に一夫一妻制を強制されている。
日本では妾の存在が法律に規定されていた
日本は1898年(明治31年)までは『妾(めかけ,しょう)』の存在が法律に規定されていました。
妾とは『正妻がいる男と契約を結んで経済援助をして貰う代わりに妻の役割を果たす女性のこと』です。
日本では、1898年(明治31年)までこうした存在が公認されていたのです。これは一夫多妻制のようなものです。
ちなみに、歴史上の人物である勝海舟ですが、
彼は30代の頃には、長崎海軍伝習所で学んでいたときに愛人ができたのを皮切りに
「お糸、おかね、お久、お米、おふさ、おなか」と妾を持ち続け、
少なくとも5人の妾に計9人の子を生ませて、妻と妾と同居する生活を送っていたという話があります。
つまり、日本でも一時的には一夫多妻制のような制度を導入している時期があったということです。
・日本でも一時的には一夫多妻制のような制度を導入している時期があった。
一夫多妻制ではなく多夫多妻制も考えられる
一夫多妻制ではなく多夫多妻制も考えられます。
男女ともに結婚相手を一生一人に絞らず、より優秀な相手の子供を残せるという仕組みです。
優秀な一人の男性を一人の女性が占有することなく、複数の女性が優秀な男性を遺伝子を引き継ぐことができ、
結果として未婚率が下がっていき出生率は上がっていきます。
つまり、妻も多くの旦那を選ぶことができ、旦那も多くの妻を選ぶことができるという考え方です。
一夫多妻制でも、より良い遺伝子を残せる可能性は高くなりますがが拘束が生じます。
多夫多妻制であれば、一生一人の人と一緒にいなければならないという拘束から解放されます。
多夫多妻制で興味深いことを書かれていたのが以下の記事です。
はあちゅう「パートナーが複数いるほうが、みんなが円満に暮らせるんじゃないかな」
しみけん「多夫多妻ってこと?」はあちゅう「そう。生涯をともにするパートナーと、期間限定の恋愛対象パートナーを同時に持つとかね。すごくメンタルが安定すると思う。
『この人はすごくイケメンだけど、生活力はないから、やっぱり家には稼げる旦那がいてよかった』とか。
比較によって、互いのいいところが際立つ。生涯パートナー(夫)に不満が湧いても、
『期間限定パートナー(恋人)にはない、こんないいところがあるじゃない!』って考えられれば、
尊敬できる関係を保てる気がするし。
不倫を肯定するような発言に聞こえるかもしれないけど
『私には、死ぬまでこの人しかいないんだ』って状況は、すごいストレスだから」
しみけん「旦那にずっと、ときめきを求めるのは無理だよね。ときめきは、家庭とは別に外に求めるといいかも。
そういう対象が、たぶん氷川きよしさんとかなのかなと」
はあちゅう「ジャニーズとかね。女からすると、夫に対してときめかなくなるのは、
生物的な『ブレーキ』がかかるんじゃないかなって思う。
人妻の友達が、『旦那に求められると気持ち悪い』って言ってた。
・多夫多妻制では一人の男性と添い遂げる必要がなく自由に結婚を行うことができる。
一夫多妻制で結婚できない非モテ男はどうしたら良いのか?
もし今後日本で一夫多妻制が導入された場合は、
一夫多妻制を導入する国では当然の話ですが、モテ男によって『女性の独占』が起きます。
1人の男性が何人もの妻を持つので『男性余り』が生じてしまいます。
では、ブサイクでお金もない魅力のない非モテ男たちはどうするのか?
アイドルやアダルト女優という存在が大きくなるのではないかなと思っています。
また、最近の中国では世界初のAI嫁を開発しています。
以下は本文の引用文です。
中国メディアは、AI技術の発展により世界初の嫁型ロボットの発表を報じた。
顧客層のターゲットに定めらた未婚の男性たちは、
2月の旧正月の帰省中に受けた親や親族からの結婚へのプレッシャーに辟易している。
報道によると、このAI嫁は一流の技術者により設計された。
外見は見事に細工され、皮膚の質感や体温さえヒトと同じだという。雑談を交わすことができ、家事をこなす。
さらに、AI嫁はアップグレードを続けており、
「将来的には生理学的な要求を満たすだけの道具ではなく、魂の宿る最高の伴侶となる」と宣伝されている。
「わずか2万元(約36万円)で、あなたは妻帯者になれる。結婚の心配はもう不要」
中国共産党政権が1979年に導入した一人っ子政策により、
人口の男女バランスに深刻な不均衡をもたらした。
男性優位の価値観から、女の子が誕生すると殺害されたり、人身売買されたりするなど様々な問題が発生した。
現在、男女比は1.3対1と言われ、中国人女性と結婚できない中国人男性は3000万~4000万人に上るとされる。
このAI嫁について、官製メディアはある中国科学者の見方として「一つの解決策」と報じた。
よりモテる優秀でお金を持つ男性に女性が集まり、
魅力のない非モテ男はアイドルやAI嫁などのような代わりとなるもので代用する未来が見えてきます。
・非モテ男はアイドル、アダルト女優、AI嫁で代用する必要が出てくる。
社会が変化すれば結婚の在り方も変わる
社会は常に変化しているので、結婚という在り方も変わるのは当然かと思います。
今後日本でも少子高齢化が進んでいく上で結婚の仕組みについて考える時期は当然やってくると思います。
何が正解で不正解はないですが、自分らしい結婚の在り方を追求することが大切かなと思います。
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