こんにちはmasayaです。
日本人は自由な状態に置かれたとしても、自らの自由を差し出す人が多いです。
自由には責任がつくので、そうした責任を誰かに決定権を委ねて
自分はその決定されたことを守るという不自由を受け入れる人が多いです。
しかし、これからの時代は自分で自由をコントロールしていく必要があると思います。
今回は、自由をコントロールする力は今後必要なスキルになる話についてです。
自らの自由を差し出す日本人
よく私に相談しに来る人は『自由になりたい』とか『自由がほしい』ということを言う人が多いのです。
日本人は人生が自由にならないと考えている人が多いです。
それはデータでも現れており、人生が自由にならないと考える人は世界で世界で最高です。
調査対象である60ヵ国の平均点の結果を大陸別に示しています。
実際の行動はむしろ真逆で『自らの自由を差し出している』人が多いです。
『自分で自分を縛る方向が大好きで私は自由なんていりません』と簡単に自由を差し出しています。
そしてその縛られた我慢や忍耐した状態を美徳として考えているわけです。
これはもう自由とは真反対な生き方や考え方だと思っています。
日本の社会快適で便利ですが、それは『人々を高度に管理・統制することで成り立っている』と思っています。
社会的には管理や統制を保っていることは良いと思うのですが、個人の自由は尊重されていないわけです。
人の目が気になりマスクをつける人
外出中でもマスクを付けている人は非常に多いです。街を歩くとマスクを付けている人が90%近くはいます。
最近では真夏であり熱中症リスクがあるとわかっていても、なお付けているんですね。
こうしたマスクを付ける多くの人はコロナに怖がっているというよりも
『人の目を気にしている』という人が多いんだと思います。
日本の社会構造は基本的に相互監視社会であり、以下のような形で相互監視し合っています。
②人の目を気にしてマスクを付ける
③自分が我慢してマスクをつけているのに、他人がマスクを付けずに自由にしていることが許せない
④国民同士が相互監視し合う
日本人がルールやマナーを守る律儀な民族というよりも、
国民同士が『他人の顔色を伺い』相互監視社会し合って自由を自ら制限しているだけだと思います。
リモートワークで生産性が下がる人
よく、日本人は勤勉だと言われますが、これは違います。
『人目が気になるから真面目で勤勉なふりをしているだけ』で実際は『人目がないと怠け者』なんですね。
以下は在宅勤務での生産性のアンケートですが、
日本は生産性はオフィスよりも下がると回答した人が『40%』もいます。
つまり、会社に行って誰かに監視されて自分が監視している
『相互監視されている方が仕事ができる』ということですね。
自由をうまく使いこなせない日本人が多い
自由というのは『自分に責任が発生するので関係はトレードオフ』です。
自由をうまく使いこなす人は、
自分の行動に責任を取ることができて、言い訳をせずにきちんとした成果を出すことができる人です。
しかし、こうした人は『日本では本当に少ないという印象』です。
自由を与えられてもうまく使いこなせない人が多いです。
自由には2つの側面があります。
②自分の意思で選ぶことができるか
1つ目は『選択肢があること』です。
何をしようがどう生きるのかなどの選択肢がある状態です。そうでなければ自由とは言えません。
選択肢が多くあればあるほど自由に大きく寄与します。
2つ目は『自分の意思で選ぶことができるか』です。
いくら選択肢が豊富でも選ぶ際に制約や制限があると自由とは感じられません。
その中から最善のものを自分の意思で選ぶからこそ『自由に考えた』という実感が得られます。
つまり、自由を使いこなすためには『選択肢を持ち、自らの意思で選ぶことができるようになる』のが大切です。
自由な働き方として、フリーランスが現在流行りですが、
フリーランスは『すべて自己責任』だからキツイよと言われたりしますが、
『選択肢を持ち、自らの意思で選ぶことができる人』にとっては最高に楽だと思います。
他人のミスを被せられることもなく、責任のなすりつけ合いもないです。
また、取引先などは自分で選ぶことができます。白黒はっきりしてよく有耶無耶な責任でイライラしないです。
というように世の中には自由を使える人と自由を使えない人の2つのタイプがいます。
自由をうまく扱う方法
では具体的に自由をどのようにしたらうまく扱えるのかを説明します。
選択肢を増やすこと
まず、自由な状態を作るためには『選択肢を増やすこと』が重要です。
選択肢がなければ『それは自由な状態だとは言えないから』です。
選択肢を作り出すためには『人生にある程度余白を作るべき』だと思います。
切羽詰まっている状態というのは『選択肢がない状態』です。
だからこそ、ゆとりや暇を作り出すことで選択肢が自然と生まれます。
自分で決める習慣を身につけること
誰かに任せたり、誰かに合わせるのではなく『自分の考えを決める習慣』を身につけるべきです。
日常であれば、恋人や友人とのご飯で何が食べたい?と聞かれても
何でも良いではなく自分で決めてみましょう。
また、仕事などであれば意見を間違っていたとしても発言するようにしましょう。
自由をコントロールする力は今後必要なスキルになる
今までの高度経済成長時代の日本は、
言われたことをやるというだけである程度幸せを得ることができる時代でした。
しかし、今の時代は『言われたことだけをやるだけでは通用しない』です。
つまり、自分で選択肢を持ちその選択肢を自分で決めていく必要があります。
だからこそ、自分で自由をコントロールしながら選択肢を自ら選び進む力というのは持っておくべきだと思います。
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