こんばんはmasayaです。
最近はFIREと呼ばれるアーリーリタイアする考え方が20代や30代のミレニアル世代でムーブメントが起きています。
現代の若者は裕福な暮らしではなく、自由な時間や生活を送ることが大切だと考える人が増えています。
今回は、FIREという生き方について解説していきたいと思います。
20代〜30代の若者に絶大なFIREという生き方とは?
FIREとは『Financial Independence, Retire Early』の頭文字を取った言葉で、
『経済的自由を達成してアーリーリタイアすること』を目的にした考え方です。
FIREという生き方は20代や30代注目を集めています。
FIREの火付け役は以下の動画のPete Adeney(ピート・アデニー)さんです。
FIREを実践している人の中には、
年収3000万円の企業税理士で米と豆だけでFIREでアーリーリタイアすることを目指している人もいます。
激しい出世競争から逃れるためなら、何でもするという人もいる。
年収27万ドル(約3000万円)のマンハッタンの企業弁護士ダニエルさん(36)もその1人だ。
ダニエルさんは、
高い税金を避けてニュージャージー州に住み、米と豆だけを食べ、職場には毎日同じスーツで通い、
冬は暖房を入れる代わりに重ね着をするなどして、
収入の70%を貯金し、早期退職しようと考えていると、ニューヨーク・ポストに語った。
この作戦はうまくいっている。ダニエルさんはすでに40万ドル以上を貯め、3年後にリタイアする予定だという。
→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-00000002-binsider-int
なぜFIREという生き方がミレニアル世代に浸透しているのか?
なぜFIREという生き方がミレニアル世代に浸透しているのか?
バブルの時代を知っている人たちであれば、
高級車を買って、美味しいご飯を食べて広い家に住む方が良いと思う方も多いかもしれないです。
しかし、若者たちが考える人生の歩み方と年配方の人生の歩み方にギャップがあります。
そのギャップについてご紹介したいと思います。
・お金がなくても楽しく暮らせる方法を知っている。
・人とのつながりの変化している。
お金を稼いでも幸福度は変わらないことを知っている
昔に比べて世の中が便利になり、何でも安価でモノが手に入る時代です。
そうした現代で若者たちはお金がたくさんあっても幸福度が変わらないことに気づき始めています。
年収800万円ぐらいまでは、給料が上がって幸福度が増しますがそれ以上は変わらないと言われています。
なので、若者は贅沢な生活よりも自由な生活ができれば良いと思っている人が増えています。
お金がなくても楽しく暮らせる方法を知っている
昔は、お金が無ければ楽しむことができない人が多かったです。
しかし、若者たちはインターネットがある環境が当たり前な時代に生まれており、
スマホやパソコンさえあれば、ゲームや映画やSNSなどで安く楽しむことができます。
若者たちは、お金が無くても楽しく暮らせる方法を知っています。
人とのつながりの変化している
現代は家に引きこもっていたりしていもインターネットを通じて人やコミュニティと繋がることができます。
会社や地域などを通じて社会と接し無くてもいくらでも人と繋がりを持つことができます。
若い世代はそうした人間関係になんら抵抗はないです。
FIREには『leanFIRE』と『fatFIRE』の2つのタイプがある
FIREには『leanFIRE』と『fatFIRE』と呼ばれるものが存在します。
それぞれについて違いなどを解説していきたいと思います。
fatFIRE:極端な倹約生活を強いること無くFIREを達成を目指す方法。
leanFIRE
leanFIREは『年収の40〜50%を投資に回して支出を減らしてFIRE達成を目指す方法』になります。
leanFIREの特徴は『できるだけ少ない金額で早くアーリーリタイアすること』を目的にしています。
leanFIREの実践している人の中には早い人で30代でアーリーリタイアする人もいます。
一般的にFIREはleanFIREのことを指しています。
fatFIRE
fatFIREとは、leanFIREとは違い『極端な倹約生活を強いること無くFIREを達成を目指す方法』です。
FIREが最初に流行り始めた頃はleanFIREが一般的でしたが、もう少しゆるく達成を目指す方法として誕生しました。
例えば、子供の養育費や家族旅行などにもお金を使いながらFIREを目指していきます。
しかし、leanFIREよりもfatFIREの方がアーリーリタイアできるまでの時間は長くなります。
FIREの具体的な実践方法
FIREの具体的な実践方法ですが、
FIREは基本的には支出を減らして少し投資をして残りは貯蓄することをベースとしています。
今回はleanFIREベースでご紹介します。
Step2:毎年年収の40〜50%を貯蓄するように心がける
Step3:4%ルールで生活を行う
必要な貯蓄額を計算する
まず、アーリーリタイアするために必要な貯蓄額を計算していきます。
必要な貯蓄額は『年間支出の約25倍』になります。
例えば、あなたの年間支出が300万円であれば、最低7,500万円の貯蓄額があれば良いです。
これは個人のライフスタイルに変わってきますので、予め目標として持っておきましょう。
毎年年収の40〜50%を貯蓄するように心がける
年間の支出の約25倍の貯蓄するためには『毎年年収の40〜50%』を貯めるように心がける必要があります。
もちろん無理のない金額で行うことが良いと思いますが、
早くアーリーリタイアをしたいのであればこの水準をしっかりと行うことが大切です。
そのために行うべき項目は以下の7つです。
・自動車は所有しない。
・収入源を増やす。
・外食に行かない。
・必要ない保険に加入しない。
・ブランド物を買わない。
・無駄遣いせずを節約する。
中には、これだけは手放せないというものもあると思うので、
無理をする必要はないですが、なるべくこの項目に従うことが大切です。
特にオススメなのが、収入源を増やすという考え方ですね。
最近は副業ブームなので、収入源を増やして貯蓄額を増やすのは良い方法だと思います。
あとは資産運用の複利効果に任せて日々生活を送るだけです。
複利効果は以下のトータルリターン(配当再投資)を見たら分かる通り、
早い段階でFIREに着手していけば、目標貯蓄額まで達成しやすいです。
4%ルールで生活を行う
目標の貯蓄額に達成したら、次に4%ルールで生活することを考えます。
4%ルールとは『資産運用の利回り4%だけで生活する』というルールです。
先ほどの年間支出の25倍の貯蓄額だけ貯めることができれば、
つまり、何もしなくても年間支出である300万円を補うことが可能になります。
FIREは自由を目指したい人にオススメなライフスタイル
私のライフスタイルのベースは『自由』です。
FIREを目指す人の多くも私と同様で『贅沢よりも自由』という考えに基づいて行動をしています。
この贅沢よりも自由という考え方が、今の若者たちに共感を得ていると思っています。
定年退職や終身雇用制度は過去の遺産であり、現代に生きる私達には通用しません。
収入以上にお金を消費したり、リタイアに備えて貯金する代わりにお金を使ったりしていると、
例え、どれだけ収入が高くてもお金の奴隷となってしまいます。
先の見えない将来やお金の奴隷になりたくないと考えているのであれば、FIREという考え方は良いと思います。
お金がお金を生み出す資本主義社会の仕組みを理解して、早い段階で挑戦することが大切ですね。
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