こんにちはmasayaです。最近SNSで話題になっているのがゲーム時間規制条例を香川県で発表しました。
これに対して多くの人が反発して炎上しています。
今回は、ゲーム時間規制条例出す地域に私が言いたいことを書いていこうと思います。
香川県では全国初のゲーム時間規制条例を発表
香川県では全国初のゲーム時間規制条例を発表しました。
子供がインターネットやゲーム依存症になるのを防ぐ全国初の条例制定を目指す香川県議会の委員会は20日、
コンピューターゲームの利用時間を1日60分までとするルールを順守させるよう、
保護者に努力義務を課す条例素案をまとめた。主にスマートフォンを使ったオンラインゲームを想定している。
10日に示された素案はスマホの使用を1日60分までとしていたが、
20日にゲームに限定する形で修正した。パブリックコメント(意見公募)を経て4月の施行を目指す。
素案は、県民を依存症に陥らせないため市町や学校と連携して啓発活動を行うことを県の責務と規定。
学校は適正な利用について各家庭でのルール作りの必要性に対する理解が深まるよう、
子供への指導や保護者への啓発を行うとした。
保護者はゲームの1日当たりの利用時間を60分(学校休業日は90分)までとし、
スマホの利用は中学3年までは午後9時、
それ以外は午後10時までとするルールを順守させるよう努めなければならないと明記した。
→https://www.sankei.com/entertainments/amp/200120/ent2001200011-a.html
また、香川県次いで大阪でもゲーム規制の条例化を進めると言っています。
小中学生がスマートフォンやオンラインゲームに依存するのを防ごうと、
大阪市の松井一郎市長は15日、スマホの使用時間を条例でルール化することも視野に、
実効性ある対策を検討するよう市教委に指示した。
松井氏は同日市役所で開かれた会議で、
不登校の要因の一つがスマホやゲーム依存であるとの実態が紹介されたことを受け、
「夜は何時までとか、条例でルール化したらどうか」との考えを示した。
市内では旭区が平成26(2014)年に、
スマホやゲーム機を午後9時以降は使用しないなどのルールを決定。
校長判断で各校で適用されているが、市教委として統一したルールは定めていない。
松井氏は、使用制限に強制力を持たせたり罰則をつけたりすることは難しいとの認識を示した上で
「理念的なものにはなるが、(大阪市として)ルールを作ったよというのが
(不登校を減らすのに)大事なのかもしれない」と述べた。
正直これは安易な考えかなと思っています。
恰もまっとうなことを言っていると思いますが『エビデンス』を重要視されていないからです。
つまり、イメージでしか物事を考えておらず、数字やデータから考えていないので全く根拠は無いです。
ゲーム時間と勉強時間と相関性はあるのか?
ただ、この情報を鵜呑みにするのではなくゲーム時間と勉強時間と相関性はあるのかを知る必要ようがあります。
朝日学生新聞社が、小学生の学力とゲームの関係性などを対象としたアンケート調査があります。
調査対象となったのは、小学生の男女723人とその親です。
親から見て成績の良い子どもの割合は『ゲームをしているかどうかにほとんど影響しない』という結果が出ています。
ゲームが禁止されている子どもは4.4%で、勉強の成績が良いと回答した親は92.6%です。
一方、ゲームをしていいことになっている子どもの成績は、92.5%の親が良いと回答しています。
勉強時間も前者が平均92.2分、後者が80.3分となっており、大きな違いは見受けられません。
1日の勉強時間も、約10分しか差がありませんでした。
子供の勉強の成績が良いと回答した親:92.6%
勉強時間:平均92.2分〜ゲームして良い家庭〜
子供の勉強の成績が良いと回答した親:92.5%
勉強時間:平均80.3分
『ゲーム時間を減らしても勉強時間は増えない
また、林修先生が初耳学でゲームで成績が下がるかという質問に対して、
『ゲーム時間を減らしても勉強時間は増えない』と言っています。
つまり、勉強する子供はゲームをしても勉強時間は確保しますし、
勉強しない子供にいくらゲームを禁止したらといって根本的な効果が無いということです。
ゲーム時間を抑えたからと言って、勉強への意欲や勉強時間が増えることにはつながらないです。
・勉強する子供はゲームをしても勉強する。対して勉強しない子供はゲーム禁止しても勉強しない。
・ゲーム時間を抑えたからと言って、勉強への意欲や勉強時間が増えることに繋がらない。
今後ゲーム時間規制条例を出す地域で起きること
今後ゲーム時間規制条例を出す地域で起きることですが、
まずゲームと勉強時間は関係ないと理解している若者の多くは反発するので、
その地域や県から若者達が大勢離れていきます。
その後に若者が少なくなっていき人口の過疎化が進行していきます。
ただでさえ、香川県は少子高齢化が進んでいるので、
本来なら若者を集めなければならないので、うどん食っている場合じゃないんですよ。
・その地域には若者が少なくなっていき人口の過疎化が進行する。
人生もロールプレイングゲームと同じ
私はドラクエやFFなどでから多くのことを学んできました。
まず一つ目が『自分で能力を高めること』です。
ドラクエなどでは自分のレベルを上げていき、武器や防具を揃えてモンスターと戦います。
これは人生も同じで、大人になり必要な知識やスキルを身に着けて自分のレベルを上げていく大切さを知りました。
二つ目が『パーティーの素晴らしさ』です。基本的にドラクエやFFは4人のパーティーを組みます。
4人にはそれぞれ強みと弱みがありますが、4人の強みと弱みの特徴を活かすことで、
強いモンスターにも勝つことができることを知りました。
これは人生でも同じです。自分が得意なことや不得意なことを協力して、より大きな成果を得られることを知りました。
つまり、人生とは『ロールプレイングゲームと同じ』なのです。
ゲームを悪に仕立てて本来ゲームから学ぶべきことを学べないのはどうかなと思いますね。
・ゲームから人生や生き方について学ぶこともある。
・ゲームが悪では無い。
ゲームを悪者にするよりも勉強に関心を向ける教育が大切
勉強しないことをゲームの責任に置き換えてゲームを悪者にしても、子供の勉強に対しての関心意欲は上がりません。
大切なのは『勉強することに対して関心を向けさせること』です。
以前の奇跡のレッスンという番組でえ、日本の教育現場を海外の教師が見たときの写真がありますが、
日本はただ、やったつもり、勉強したつもり、教えたつもりと全く身になっておらず、
これでは楽しいとモチベーションが上がることって無いですよね。
楽しいと思えば、自然と勉強に対してモチベーションが生まれますし、勉強時間も増えます。
勉強が嫌なままでは、ゲーム時間をどれだけ制限しても他の事に時間を浪費して勉強から逃避するだけの話です。
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