年収を増やすよりも資産を増やすことを目標にする
こうしたお正月時期は親戚や友人たちと会うことが多いですが、
その中で話す内容でよく出るのが「年収どれくらい?」というような会話です。
しかし、私自身は年収自体にあまりこだわりを持っていないんですね。
私は年収を増やすよりも『資産を増やすこと』を目標にしています。
資産を増やすことを目標にした方が『圧倒的に楽で早く豊かに』なれるからです。
しかし、多くの人が『年収を増やすことを目標』にしがちなんです。
婚活でも仕事場でもマウントを取っているのは「年収が高いか低いか」です。
資産が高いか低いかなんて話を婚活や仕事場で話すことは少ないでしょう。
私は年収よりも資産を得るべきだと20代のうちに気づきました。
資産を増やすことを目標にする理由
では、なぜ私が資産に着目しているのかというと3つのポイントがあります。
②税制面で圧倒的に優れているから
③可処分時間が増えるから
年収が上がりにくいから
そもそも日本という国自体が年収が上がりにくい構造になっています。
少子高齢社会によって社会保険料の負担が重くのしかかり、年収が上がれば社会保険料の負担も重くなるため、
年収が上がりづらい構造になっています。
しかし、資産は時間をかけて増やすことで徐々に右肩上がりに増えていきます。
税制面で圧倒的に優れているから
年収よりも資産を増やすことの方が『税制面でも圧倒的に有利』に働きます。
資産に課税されるのは『最高でも20%』ですが、所得税は『最高で半分』もっていかれてしまうのが現実です。
可処分時間が増えるから
年収というのは『労働の対価』なので、年収が上がれば上がるほど、
自分のライフスタイルの中で『労働の占める割合も高く』なっていきます。
しかし、資産は自分が働かなくても勝手にお金を生み出してくれます。
そのため、資産が増えれば増えるほど可処分時間が増えるのに対して、
年収が増えれば増えるほど、責任や仕事量が多くなり可処分時間が減っていきます。
資産を増やす上で最も大切なのは「固定費を削減すること」である
資産を増やす最も簡単で確実な方法は『固定費を削減すること』だと思っています。
私の周りの投資家や資産家というのは、毎月の生活コストというのは非常に少ないです。
おそらく一般家庭と同じぐらいのレベルだと思います。
投資家や資産家などと接してきて共通するのが『無駄遣いが嫌い』ということですね。
節約をしているわけではなく『無駄遣いを避けてるだけ』です。
無駄なコストを切り詰めて自分にとって有益なお金を使い方をしているわけです。
キャリアスマホを格安SIMに変える
今は格安SIMするだけで固定費を数千円削ることが可能です。私もahamoにしています。
格安SIMに変えることで毎月数千円浮きました。年間で考えれば数万円になります。
使っていないサブスクを解約する
最近ではサブスクのサービスが増えていますが、そもそも必要ではないサブスクを契約している人は多くいます。
例えば、Netflixとhulu両方を契約している人は確実に2つも契約する必要がありません。
生命保険を解約する
生命保険を加入する日本人は万が一に備えてと言って、
収入の10分の1くらい保険に費やしてる奇妙な人がゴロゴロいます。
頭が良い人ほど論理的にメリットを考えるので無駄な保険には入らないです。
それに対して頭が悪い人ほど論理よりも常識と呼ばれるあやふやなものを信じて、
思考停止して無駄な保険に入るわけです。
自動車を軽自動車やレンタカーにする
自動車は生活に必要だという人もいます。
そういう人は軽自動車で十分ですし、わざわざ見栄を張って高い車にローンを組んで
これだけで大分固定費削れますよね。
嗜好品をやめる
嗜好品の代表的なものにタバコがあります。タバコには中毒性があるので毎月吸ってしまいがちです。
毎日1箱吸えば1箱500円計算だと15,000円掛かってしまいます。
逆に言えば辞めれば15,000円分手元にお金が残りますし、健康になるので一石二鳥です。
「欲しい」と「必要」が分けられる人は蓄財ができる
次に変動費はどうしたらいいのかを考えていきます。
変動費で考えるべきなのは「欲しい」と「必要」が分けられるかどうかです。
「欲しい」と「必要」が分けられる人は蓄財ができるようになります。
私の親も私が子供の頃に「欲しいもの」か「必要なものか」をしっかりと幼少期から分別をつけるようにしていました。
そのおかげもあり、欲しいものは買わず、必要なものは出し惜しみせず買える賢い大人になれました。
必要なもの:生活などに必要なので今すぐ買うべき
例えば、靴というのは長く履けば、歩くのでボロボロになってしまいます。
ボロボロになって新しい靴を買うというのは『必要なもの』なので出し惜しみせず購入すべきです。
しかし、デザインが異なるものや色が違うものを買いたいというのはどうでしょうか?
それは、必要なものではないですよね。
色違いやデザインが異なる靴は『欲しいもの』であり『物欲を満たすだけ』なんですね。
自分が既に持っているモノに目を向け、しっかりと把握しておくという非常にシンプルな対策です。
買い物に行く前に一度クローゼットの中身を見渡してみるだけでも、似たようなものを買うのを予防できます。
しかし服でもガジェットでも家具でも新しいモノが発売されるとどうしても魅力的に見えてしまうものです。
具体的には持ち物の価値を認識し直すということで、
既に満たされていることに気付くことこそが足るを知るに繋がっていきます。
このように固定費ではなく変動費で無駄遣いしないためには、
その購入したいものが「欲しいもの」か「必要なもの」かを判断するようにしましょう。
まとめ
年収を増やすことではなく、資産を増やすことを目標にすることで
辛い労働から徐々に脱出することが可能であり資本主義ゲームの攻略方法になります。
資産を増やすためには固定費と変動費を見直しましょう。
どれだけ年収があったとしても固定費が
お金を1万円稼ぐことと、お金を1万円使わないというのは『同等の価値』があります。
野球でUZRというどれだけ守備で得点を防いだかという指標があります。
ランナーを返すと打点が付きますが、UZRは失点を防いだ点数です。取った点数も守った失点も同じ1点です。
つまり、最小限に失点を抑えつつ、得点を稼いでいくことがお金持ちになる近道だと思っています。
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