こんにちはmasayaです。
仕事をしていると『効率化』や『自動化』しているとズルいという人たちがいます。
しかし、彼らはいかに業務を楽するかに対して知恵を振り絞り効率化や自動化を行っています。
そうしたことができない人たちが、楽することはズルいことだなどと言っており、
残業や企業への忠誠心で評価してもらおうとする事自体が間違っていると思います。
今回は、仕事がデキるビジネスマンほど自動化・効率化でサボっている話についてです。
仕事がデキるビジネスマンほど上手く自動化・効率化でサボっている
突然ですが、あなたの周りにこんな上司はいませんか?
・汗水垂らして努力しろ
・苦労は買ってでもしろ
・楽することはズルいことだ
楽することや苦労することなどを『美徳化する人』って日本人に非常に多いですよね。
従来の日本社会での働き方では『みんな同じように仕事をする』という協調性が求められていました。
無駄な報告だけの会議を何時間も行った場合に1人だけ先に帰られずに、
お付き合い残業などを強要されるのも協調性を重視していたからです。
確かに従来のような工業型モデルではそうしたマニュアルのように同じように働くのが最も効率が良い働き方でした。
しかし、現在ではその働き方は通用しません。
労働生産性という言葉をご存知ですか?労働生産性とは『GDPを労働1時間当たりで割った値』ですが、
なんと、OECD(経済協力開発機構)加盟国35カ国中で日本の順位はなんと『20位』です。
つまり、日本の働き方は『仕事の効率性や生産性が他国よりも低い』ということになります。
私の友人などでも仕事を『効率化や自動化しすぎる』とそれがサボっているとみなされるようで、
『無理やり手間を掛けて作業するように』と注意されるようなんですよね。本当に馬鹿げていますよねwwww
むしろ業務改善できているわけなので非常に優秀だと思います。
彼のように仕事がデキるビジネスマンほど自分の業務を『自動化・効率化』しているんですよね。
そして世の中の発明、改善は楽をするために存在します。
洗濯機、炊飯器、冷蔵庫、電子レンジ、自動車、飛行機、電話、スマホ、ネット、その他モロモロ
これらはすべて『楽するために生み出された物』なんです。
本来、仕事などの業務は『いかにタスク完了(ゴール)へ早くたどり着けるか』であり、
楽することで以下のような好循環になるんですよね。
しかし、成果や結果を出せない人たちほど、
だと感じて、自分の苦労を後輩や部下に押し付けるんですね。
なぜ、このように楽することが悪のような風潮になってしまっているのかというと、
自分の『苦労した努力を正当化させたい』という気持ちの現われだと思っています。
自分が苦労して行った仕事を他の人が楽に仕事をこなしてしまうと
『苦労してやったことが評価してもらえなくなる』からです。
仕事がデキない人:効率が悪く時間や労力が掛かり結果が出せない
頑張ったことを評価する教育に問題がある
なぜ、成果や結果などの評価ではなく『努力したことを評価してもらう』のかと考えた時に
よく子供の頃から『努力賞』や『頑張った賞』などを貰うことがあります。
これが原因となり『頑張ったこと自体が評価される』と勘違いしているのではないかと思いました。
しかし、頑張ることが目的ではなく『成果を出すことが本来の目的』ですよね。
つまり、子供の頃から頑張っていれば、
『成果が出なくても評価される』ということが染み付いてしまっていることが原因だと思います。
すると成果が出なくても『頑張っている姿勢を評価してもらおう』とします。
仕事で成果が出ない人たちは以下のように頑張っている姿勢を評価して貰います。
・残業をして頑張っているアピールをする
しかし、企業に忠誠心があろうがなかろうが、残業しようがしまいが『仕事で結果を出せるかどうか』が重要です。
企業にとって何の利益にも繋がらないですからね。
仕事がデキるビジネスマンほど上手く自動化・効率化のテクニック
仕事量が多くてもサボっているように見えるのは『効率的に仕事をこなしている』ということになります。
例えば、同じ仕事を5時間で終わらせる人と3時間で終わらせる人では後者は2時間の余裕があります。
では、仕事がデキるビジネスマンはどのように効率的に仕事をしているのかをご紹介したいと思います。
完璧主義を止める
真面目に仕事をしている人ほど『完璧にこなさなければ気が済まない!』というが多いです。
しかし、結果に関係しないような業務まで完璧にこなしているとやっていることが無駄という事にも成りかねません。
大切なのは『仕事の重要度』になります。重要度が低い仕事は もっと気を抜いて楽に仕事をすればよいですし、
逆に重要度が高い仕事ほど集中してミス無くこなせるようになると効率よく仕事をこなすことができます。
やりたくない仕事はやりません!とはっきり言う
本当はやりたくないが、つい周りに押されて仕事を引き受けてしまう人がいます。
こうした人は『はっきりと断ることができない』という性格の人が多いです。
ただ、いい人すぎると人の仕事が流れ込んで『業務量過多』になっていしまいます。
真面目な方ほどうつ病や精神障害を発症してしまう可能性があります。
ですので、まず勇気を持ち『今は忙しくて、無理です!』とまず断ってしまいましょう。
いい子のフリをするのではなく、時には言いたいことをハッキリいうという交渉力が重要になります。
他人に任せる
上手くサボるためには『他人に任せる』というのも重要です。
管理職というのは『部下の仕事を把握し管理し承認する』のが仕事になります。
しかし、多くの管理職ん人はメールを逐次確認して、コメントを入れて文章を一つづつ呼んで承認するという
面倒な仕事を行っています。そんな管理職の人にとっておきの魔法の言葉があります。
それは『すべて君に任せるよ!責任は俺が取る。』です。
これは部下と管理職の信頼関係が必要になりますが、面倒な事しなくて済みます。
ツールやシステムを上手く利用している
毎回同じような業務や作業などのルーティンワークを1からするのはとてもではないですが非効率だと思います。
ですので、1から10ではなく5ぐらいは自動化や簡略化できるようにしておくとより短時間で仕事を行えます。
私が良く行っているのは以下のようなことです。
・マクロなどによって自動化
・使いまわしできるファイルなどはまとめて管理
こんなことは当たり前といえば当たり前なのですが、していない人も意外と多くいるので、
とにかく使いまわしができることはコピペして、
自動化できることは自動化しておけば作業がスピーディーになっていきます。
社会は努力ではなく結果が全て
社会は『努力ではなく結果が全て』です。頑張ることが目的ではなく『結果や成果を出すことが目的』です。
よくやっているとか、頑張っていたとしても、結果が出ないなら大人の社会や仕事であれば肩たたきされます。
自分が結果を出せないからと言って、
結果を出すために努力して業務を効率化している人たちの足を引っ張るようなことは、
『するべきでは無い』と思っています。
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