こんにちはmasayaです。
最近、公務員の転職希望が急増しているようです。
世間から見ても良い職業の彼らが転職希望をしているのには理由があります。
今回は、転職希望の公務員が急増しているという話をご紹介します。
転職希望の公務員が急増している
転職希望の公務員が急増しているようです。ソースは以下になります。
公務員の人材流出が増えている。
大手転職サイトへの公務員の登録数は最高水準にあり、国家公務員の離職者は3年連続で増加した。
特に外資系やIT(情報技術)企業に転じる20代が目立つ。
中央省庁では国会対応に伴う長時間労働などで、若手を中心に働く意欲が減退している。
若手の「公務員離れ」が加速すれば、将来の行政機能の低下を招く恐れがある。
→https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56810020U0A310C2EA1000/
具体的気に公務員の登録者数(教師や警察官を除く)は、
2019年10月〜12月に前年より22%増えた転職サイトもあります。
なぜこのように公務員の転職希望者が増えているのかを解説していきます。
公務員の転職希望者が増えているのか?
公務員の転職希望者が増えているのか?
実際に私の友人が国家公務員なので、現状について色々と教えて貰い私の考えと交えて要点をまとめました。
・副業が禁止されているから
・専門性が身につかないから
・クソ上司が多いから
・市民からの心ない暴言があるから
そもそも給料が低く長時間労働だから
公務員は作業量の割にやりがいがなく、給料が少なくサービス残業が多いです。
『定額使われ放題サブスク』という現状です。
無駄な書類や会議だらけ、改善や新しい事はしないので長時間労働の問題は残り続けます。
必然的に国家公務員の残業は『月平均100時間』であり、民間の『約7倍』のようです。
精神疾患での休業者の比率は3倍高です。
こうした給料が少なく残業が多い状況では転職希望者が増えるのは当然ですね。
副業が禁止されているから
公務員は安泰している身分とは言えど、給料はみなさんが思っている以上に『低い』です。
しかし、公務員は基本的に副業が禁止されており、
この時代で給与所得1つのみというのは非常にリスクのある働き方だと思います。
公務員の方もこうした事実を理解しているので、副業もできるような民間企業に転職希望しています。
専門性が身につかないから
公務員は広く浅く業務をこなす『ゼネラリスト』です。
しかし、これからの時代は定年が無いので、専門性のあるスペシャリストになれないと
長期的な目線で見れば食っていけないという危機感から公務員を転職している方が多いです。
やはり、安定を引き換えにキャリアの選択や専門性が身につかないことのリスクが非常に大きいです。
キャリア選択が出来なければ、どれだけ理不尽でも嫌な仕事や職場環境で働き続けなければならないからです。
クソ上司が多いから
国家公務員の友人も多いですが、彼らの多くの悩みが『上司』です。
前例踏襲の思考停止おじさんだらけで、
やる気も無いのにも関わらず、年収の差が『2倍以上ある』ことが不満であると言っていました。
仕事できない&しない奴が1番得する仕組みであり、
仕事できる人は仕事がどんどん増やされていく一方で給料は変わらないという
こうした無責任な上司が居続ける状態では部下や若者は離職してしまいますよね。
市民からの心ない暴言があるから
市民から『税金ドロボー』や『税金で給料を貰っている癖に』などと
『市民からの心ない暴言』を言う方も多いので辞めてしまう人も多いですね。
こうした暴言を言う人達に限って大した税金を払っていない人たちなんですけどね。
今の時代は自分の能力を高めて生きていく力を身につけること
安定や世間体を重視して公務員になる人の方が多いと思いますが、
昔に比べて公務員の魅力はそこまで無くなっていると思いますね。
やはり、今の時代は『自分の能力を高めて生きていく力を身につけること』が大切だなと思っています。
特に20代の方はそうした考えを持っているので転職しようと考えていると思うのですが、
個人的に若いうちに選択することは良いことだと思います。
公務員のまま30代になってしまうと転職は中々難しいと思います。
転職できる勇気と能力がある人から転職していきます。すると職場に残るのはそれ以外の人達です。
待遇や働き方を変えていかなければ、優秀な人以外の人達も離れていくと思いますね。
国家公務員のキャリア組は元々能力が高い方が多いので、
外資やITなどの業界に移っても適応することができると思います。
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