こんにちはmasayaです。
最近日本ではキレる中高年が話題になっています。
私もコンビニや飲食店など行っても怒っているのは大抵中高年の方たちばかりです。
なぜ日本はこのようなキレる中高年が増えているのか?
今回は、日本でキレる中高年が増えている件についてです。
キレる中高年が増えている
キレる中高年が増えています。
最近では、優先席で携帯電話で通話していた高校生を殴りかけけがさせて40代男性が逮捕されました。
走行中の列車の優先席で携帯電話で通話していた高校生を殴りけがをさせた疑いで、40代の男が逮捕されました。
逮捕されたのは静岡市清水区の40代の男で、
今年2月に走行中の列車の優先席で携帯電話で通話していた男子高校生の顔を殴り、
軽傷をおわせた疑いがもたれています。
警察によりますと、男は高校生を殴った後に高校生の下車した駅で一緒に電車を降り、
「気をつけろよ」などと声をかけて別の列車に乗って立ち去り、
駅に迎えに来ていた高校生の母親が顔のケガに気付き警察に相談し発覚しました。
調べに対し男は、「そんなこともあった気がするが思い出せない」と供述しているということです。
→https://news.yahoo.co.jp/articles/18ebc1d59c7c35987aa9801ef6f41691487d7dd8
他にも歩道を歩いていた妊婦の腹を蹴ったとして無職の男(51)を暴行容疑で逮捕されています。
歩道を歩いていた妊婦の腹を蹴ったとして、
北海道警札幌南署は23日、札幌市中央区の無職の男(51)を暴行容疑で逮捕、発表した。
調べに対し、「邪魔だ、どけと言ったら、生意気なことを言われたので、蹴った」と、容疑を認めているという。
署によると、男は今年4月13日午前7時半ごろ、中央区の歩道で、市内の20代女性の腹を蹴る暴行を加えた疑い。
女性は当時妊娠7カ月だった。女性にけがはなく、胎児も無事だった。
女性は5歳の男児と7歳の女児を左右の手につないで並んで歩いていて、
男が女性を後ろから追い越す際、トラブルになったという。
男は逃走していたが、警察は防犯カメラの映像などから捜査を進めていた。
→https://news.yahoo.co.jp/byline/haradatakayuki/20200712-00187582/
中には自分に非がある状態でもキレる中高年もいます。
兵庫県加古川市。75歳の男が自宅付近の公園で喫煙した後、持っていたタバコを携帯灰皿などに入れず、
そのまま投げ捨てた。屋外での喫煙、そしてそのまま投げ捨てるという、非常にマナーの悪い行為だ。
そんな行為に異議を唱えたのが、公園で遊んでいた小学生たち。「タバコ捨てたらあかんのに」と毅然と注意する。
本来良識ある日本人ならば、自分のした行為を悔やむとともに、直ちに吸い殻を回収するなどするはず。
特に75歳ともなれば、子供は孫よりも年齢が下の可能性すらある。情けないと感じるのが大人というものだろう。
しかし、75歳の男は、子供たちの言葉に激昂。小学校1年生の男児の首を掴んだ上で、両手で締めた。
さらに、ほかの児童に対しても、腕や服などを掴み、怒鳴り散らし、自宅に戻った。
児童の1人が母親に経緯を話すと、不適切だと判断し警察に通報。暴行の疑いで逮捕された。
男は取り調べに対し、「腹が立ったからやった」と供述。75歳とは思えぬ「キレやすさ」を露呈した。
国内の犯罪状況をまとめた法務省の「犯罪白書」によると摘発された刑法犯を年齢層別に見ると
65歳以上の高齢者率は1989年の『2.1%』に比べて、2018年には『21.7%』にまで増加しています。
また、1989年と2019年の罪名の割合を比べると、全年齢層で「傷害・暴行」が増えていますが、
特に高齢者は『2.9%から13.5%まで』増えています。
私も最近買い物している時もマスクが品薄で店員にキレていたり、
レジ袋有料化になりコンビニに文句を言っている人もいました。
なぜこのようなキレる中高年者が増えているのか?今回はこの問題について徹底解説して行きたいと思います。
キレる中高年者が増えている理由
キレる中高年者が増えている理由について解説していきたいと思います。
・正義中毒になっているから
・経済的に貧困だから
・自尊感情の低下しているから
脳の老化によるもの
キレる中高年の原因の一つに脳の老化によるものがあります。
そもそも怒りとは『脳が自分を守ろうとして発動させる感情』です。
脳は過度なストレスがかかると、本能や感情をつかさどる扁桃体という部位が暴走し思考をストップさせます。
年齢を重ねるとホルモンの減少などで活動的ではなくなり、
老化による脳の萎縮から『怒り』という感情を抑えるブレーキが利きにくくなります。
人間の理性に繋がる『前頭葉』ですが、他の領域に比べて老化で衰えやすいです。
そのため、若いときはこれ以上は怒っていけないと我慢できても
年齢を重ねるごとに我慢ができなくなっていきます。
正義中毒になっているから
キレる中高年の原因の一つに正義中毒になっている人が多いです。
正義中毒とは『正義感が暴走して他人を過剰に痛めつける人』です。
本人は『自分が正しい』と思い込んでいる状態です。
例えば、マスク警察や自粛警察などが日本では流行りましたが、こうした人たちは特に高齢者が多かったです。
経済的に貧困だから
キレる中高年の原因の一つに経済的に貧困というものあります。経済的な余裕は『心の余裕』です。
貧困は人のものの見方を狭くし、怒りやすくし、影響を受けやすくなります。
過激化という点でみると、貧しい人は世間で自分が欲しているものが手に入らないため過激になるわけです。
そうした人たちは、社会への恨みで犯行に移すことも容易であり、逮捕されても社会的ダメージは無いも同然です。
俗に言う『無敵の人』です。 またこうした無敵な人たちは『40代以上が多い』です。
理由は、一般的に40代は人生がほぼ決まっていると言われており、
人生に嫌気が指した人が犯罪による逮捕なんて無傷であり周りに不満を撒き散らすわけです。
逆に金持ち喧嘩せずということわざがあるようにお金持ちは喧嘩しません。
経済的に貧困な人ほど攻撃的になっていると思います。
貧困な人ほど攻撃的になったり、自虐的になったりする。お金と心のゆとりは比例すると思います。
自尊感情の低下しているから
キレる中高年の原因の一つに自尊感情の低下しているというのもあります。
最近の大規模な研究でも『自尊心の低さ』と『攻撃性』に有意な関連があることがわかっています。
自尊感情というのは『自己肯定感』です。
自己肯定感とは『あるがままの自分をそれで良いと感じることができる感覚』です。
自分はありがままで良いので、無理して周りに迎合しなくても、
周りからも受け入れられ、愛されていると感じることができます。
一方でネガティブな感情に浸る時間が長いと『自己肯定感は弱く』なります。
さらにネガティブに考えるので、自己肯定感が弱くなり負のループに陥ります。
自己肯定感が弱い人はNoと言われると嫌われて受け入れてもらえないと恐れて我慢して
我慢が自分の欲求を抑えることによりどんどん自己肯定感が弱くなります。
すると、相手を貶めることより『相対的に自分を高い地位に置こうとするわけ』です。
キレやすい中高年はマインドフルネスを学ぶべき
脳が過度なストレスにさらされて感情を司っている扁桃体が暴走します。
それにより、アドレナリンが分泌してしまい思考回路が抑制します。
そもそも怒りは自分自身を守るための反応なので、なくそうとすること自体が無理な話です。
怒りの感情をもつことを否定するのではなく『怒りをうまくコントロールすること』が大切になります。
そこで、キレやすい中高年は『マインドフルネス』を学ぶべきです。
感情をコントールするスキルを学習することが効果的な予防になります。
怒りをも客観視するマインドフルネスが重要だと思います。
キレる中高年にオススメしたいのが『RAIN』というマインドフルネス瞑想です。
RAIN瞑想のRAINとは以下のの頭文字を表していています。
Accept = 受け入れる
Investigate = 思考に気づく
No Identification = 客観的になる
この4ステップを踏むことに意味があります。具体的には以下のような行動になります。
②:怒りが起きていることを受け入れて評価を加えず許す。
③:怒ったとき自分の体に何が起きているかを意識する。
④:怒りの感情と距離をとり「怒ってますね〜」などと他人事のように考えてみる。
もし、怒りの感情が湧き出した場合はRain瞑想を活用して怒りの感情をコントロールしてみてください。
キレる中高年に近寄らないのが身のため
また、キレる中高年に被害を合わないように『近寄らないのが身のため』だと思いますね。
しかし、日常に潜む暴力や暴言はいつ誰が被害に遭うかわからないので、もらい事故のようにして被害は起こります。
中高年全員が全員キレる人ではないですが、絡まれないように生きるということも必要だと思います。
コメント