宝くじを買う人は確率論が計算ができない頭が悪い人が買う
年末年始に親戚などと集まったりしますが、その中で投資の話はなく『宝くじの話』なんですね。
私は投資などをしっかりと勉強して学んできましたが、
世間一般的には『庶民が億万長者になるには宝くじしかない!!』と本気で思っている人も多く、
そうした宝くじを買っている時点で『完全に貧困マインド』なんですよね。
実際に宝くじを買う人たちに中学数学の確率の問題を解けるのかと試してほしいです。
きっと、確率と投資金額からのリターンの計算が出来ない人が多くいると思います。
お金持ちというのは、こうした確率や計算に基づいて判断します。
そのため、一か八かのようなギャンブル的なことはしません。
お金持ちになりたい人は『宝くじを絶対に買ってはいけない』のです。
お金持ちになりたい人は宝くじを絶対に買ってはいけない理由
お金持ちになりたい人は宝くじを絶対に買ってはいけない理由についてご紹介します。
宝くじはギャンブルの中で最も期待値が低いから
宝くじはギャンブルの中で最も期待値が低いことはご存知ですか?
種類 | 期待値 |
競馬 | 75% |
競輪 | 75% |
競艇 | 75% |
オートレース | 70% |
パチンコ・パチスロ | 80〜90% |
宝くじ | 45% |
宝くじ公式サイトによると、2019年の還元率は46.5%(3,684億円/7,931億円)で、
あとの13.7%は印刷経費や手数料などの経費として使われ、
38.5%は公共事業、1.3%は社会貢献広報費として使われています。
そもそも期待値とは『当たる確率と当たったときの金額を掛け合わせた値から購入金額を差し引いた値』です。
もう少しわかりやすく説明すると『何百万枚も買ったときに儲かるのか?』と言い換えても良いでしょう。
仮に販売されている宝くじを全部買えば『必ず損』をします。それは、考えてみれば当然のことです。
宝くじの発行費用などを『客が負担する仕組みになっているから』です。
つまり、宝くじを買うという行為は『確率的には損な行為』なんですね。
自分の労働力や時間の無駄遣いである
そもそも宝くじを購入するお金は天から降ってきたものでもなんでも無いです。
そのお金は自分自身が働いて得たお金です。期待値が低い宝くじにお金を使うということは、
自分の労働力や時間を無力化し、その同じ金額を稼ぐために働くというのは『合理的な考えではない』でしょう。
そのため、若者は宝くじを買う人は少ないです。以下の画像は総務省のデータです。
平成17年の1兆1047億円をピークに年々減っているのがわかると思います。
若者たちの間では宝くじを買う人はマネーリテラシーのない情弱であると理解しているわけです。
貧者の税金である
宝くじというのは『貧者の税金』と言われたりもします。
低所得の人というのは、住民税や所得税を納めていないか低い負担に留まります。
なのでほとんどの人は税金を納めていませんが、しかし、宝くじを通じて
『購入額の4割くらいを国や地方自治体に納めていること』になります。
つまり、宝くじは『貧者の税金』と言われているわけです。
期待値が低くさらに税金として取られて貧困がさらに貧困になっているのは、
その人の行動指針によるものだということです。
夢を買いたいなら宝くじを買えば良い
こうした期待値が低いとか損をするという宝くじを買う非効率さを説明したとしても
『夢がない』とか『そんな考えだと人生つまらないよ』と言い出す人が多いです。
『私は人生で重要なのは期待値だけではない。夢を買いたいんだ』という意見もあります。
こうした夢を買う人たちは買わなきゃ当たらないじゃないかというわけです。
もちろん宝くじを買った人の中には当たる人がいるのは事実ではあります。
低確率とはいえ億万長者になる人も中にはいるので、その夢を買う人を否定するつもりはないです。
まとめ
やはり宝くじは数学など理解していない人が購入する割合が高いです。
そうした人たちはもっともらしく『買わなきゃ当たらない』と言いますが、
私の知る限り、周りのお金持ちの人で宝くじ買ってる人は知りません。
あなたが夢を買うことが目的なのか、億万長者を目指すことが目的なのかで、
宝くじを買う買わないを判断すれば良いと思います。
お金持ちになりたい人は宝くじではなく投資をするべきだと思います。
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