こんにちはmasayaです。
7月1日からレジ袋(プラスチック製買い物袋)の有料化がスタートしました。
今回は、レジ袋の有料化を衛生面・環境面・金銭面・利便面から考えてみた話です。
レジ袋が7月1日から有料化される
レジ袋が7月1日から有料化されました。
今回のプラスチック袋の有料義務化について、経済産業省のページに以下の説明があります。
プラスチックは、非常に便利な素材です。
成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、
あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。
一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあります。
私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。
このような状況を踏まえ、令和2年7月1日より、全国でプラスチック製買物袋の有料化を行うこととなりました。
これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、
それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。
今回はそんなレジ袋有料化について徹底解説して行きたいと思います。
レジ袋有料化を衛生面から考える
欧米では日本に先立ってレジ袋を有料化する取り組みが始まりました。
しかし、新型コロナの感染リスクが高くなるという理由から無料で提供する動きになっています。
同じ袋を使い回すと新型コロナウイルスの感染リスクが高まるなどとして、
無料で提供する動きが再び広がっています。
アメリカ西部のカリフォルニア州は、
2016年、全米で最も早く小売店などでのプラスチック製レジ袋の提供を禁止し、
再利用可能な袋や紙袋を10セント、日本円で10円余りで販売する法律を導入しました。
しかし、州内での感染の拡大を受け、
客が再利用できる袋を持ち込むと店員が感染するおそれが高まるなどとして、
ことし4月、一転してレジ袋などを無料としました。
→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200701/k10012490321000.html
日本はどうかというと結局海外が良いとされてきたものを取り入れようとしていますが、
すでにその海外では廃止となっているのにも関わらず、導入し始めているということです。
これが以下にバカバカしいことなのかがおわかりになりますよね?
レジ袋有料化を環境面から考える
レジ袋有料化の大きな目的の一つは『プラスチックごみ削減』です。
しかし、レジ袋有料化がプラスチックごみの削減につながるかどうかは甚だ疑問です。
プラスチックゴミの年間排出量の中でレジ袋の割合は『たったの2%』です。
ちなみに全国10地点に漂着したプラスチックゴミの内訳の中で、
レジ袋はたったの『0.3%』です。(2016年の環境省のデータ)
これで環境に影響があるから有料化というのはもっと他にやることあるだとと思いますよね。
なんなら、エコバッグ製造するとき方が二酸化炭素の排出量多いですし、
ペットボトルや使い捨ての弁当箱を規制した方が、よほど廃プラは減ります。
こうした環境対策してる感だけの施策はやめたほうが良いと思います。
レジ袋有料化を金銭面から考える
各社のレジ袋有料化は以下のようになっています。
例えば、一回のコンビニのレジ袋で『3円』取られます。
仮にコンビニの利用を年間500回行った場合でもたったの『1,500円』なんですね。
レジ袋を有料で貰う
個人的にはエコバッグ貰うより有料でレジ袋その都度貰ったほうが良いと考えています。
ちなみにバイオマス25%のレジ袋は無料になります。有料化の対象外となる買い物袋には以下の3つがあります。
②海洋生分解性プラスチックの配合率が100%のもの
③バイオマス素材の配合率が25%以上のもの
レジ袋有料化を利便面から考える
コンビニに行くと店員さんから袋n円になりますがよろしいですか?といちいち聞いてくるので、
お客はいちいち答えなければならなくなり、やり取りが増えたことで買い物が面倒くさくなりました。
さらにレジ袋が勿体ないと感じる層は、買い物意欲の低下に繋がっていくと思います。
レジ袋の有料化は結局ただやっている感だけ
レジ袋の有料化はただやっている感だけだと思います。なんの理由もなく、やってる感を出したいだけですね。
政策決定の根拠が大衆迎合なとこが非常にお粗末です。しかもそれは役人の勝手な空想ですからね。
レジ袋の有料化は手間やコストの掛かるだけのルールになりそうですね。
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