こんにちはmasayaです。
コロナの影響によって私たちの社会は大きく変化しようとしています。
今まで人類は都市化を進めていきましたが、今後人類は都市化からオンラインにシフトして
地方に移り住む人たちが増えてくるはずです。
今回は、コロナによって人類はオフラインからオンラインへシフトするという話についてです。
人類はオフラインからオンラインへシフトする
コロナの影響によって今まで当たり前とされてきた『常識が常識ではなくなって』いきます。
例えば、会社は都市にあり、毎日通勤することが当たり前だとか、
今まで当たり前とされてきたことが『再定義化』されていくのではないかなと思います。
これからは『物理制約からの解放される時代』になっていきます。
コロナによって都市化からオンラインへのシフトが進む
私たちの仕事は『第一次産業→第二次産業→第三次産業』へとシフトしていきました。
第二次産業:製造業、建設業、工業生産、加工業、 電気・ガス・水道業など
第三次産業:情報通信業、金融業、運輸業、小売業、サービス業など
農業や水産業などの畑や海で仕事をする第一次産業から、
近代化によって情報通信業や金融業などの非物質的な生産業である第三次産業にかわっていきました。
第三次産業での付加価値は『脳』であり、脳は一箇所に集中させたほうが効率的なので、
我々人類は『都市化』へと進んでいきました。
都市化にすることによって『ヒト・モノ・カネ・情報』を一箇所に集めることができます。
しかし、今回の新型コロナの影響によって、都市に多くの人々が生活することのリスクがあることに気が付きました。
しかし『物理的距離を無くすこと』ができるインターネットにより
『都市からオンラインへのシフト』が進もうとしています。
実際にコロナ禍でオンラインでのシフトした生活を行っています。
教育:オンライン授業
物流:AamazonやUber Eatsなど
娯楽:Netflixやhuluなど
オンラインへライフスタイルが移行すれば、
都市部に住む物理的なメリットが少なくなり、必然的に都市から地方に住む人達が増えてくるはずです。
人類は今まで都市化へと進んで発展してきましたが、逆に都市から地方へ進むのは『歴史上初めてのこと』になります。
・コロナの影響によって都市からオンラインへシフトしつつある
・地方→都市→地方に進むのは歴史上初めてのこと
オンラインへのシフトが進むことによって変化すること
オンラインへシフトすると都市よりも効率的ですので、必然的に『都市に集まる必要性』がなくなります。
オンラインへのシフトが進むことによって変化することについて説明します。
・物理的な移動の需要が激減する
・少子化対策につながる
・リアルの役はより高い体験価値や感情価値を得られる場所になる
居住地が多様化されていく
オンラインへシフトすると『都市から地方へ』と進んでいきます。
トヨタは『スマートシティ』を構想しています。
場所は、トヨタの先進開発拠点である東富士研究所(静岡県裾野市)に隣接する広大な土地。
設計はデンマークの著名建築家であるビャルケ・インゲルスが担う。
総工費については未公開だが、ラスベガスでの発表内容を見ると、数千億円規模の巨大プロジェクトという印象だ。
住居用の大型マンション、ショッピングセンター、公園施設があり、その中を自動運転車「eパレット」が通行。
また、街の地下は物流用の自動運転システムが稼働する仕組みだ。
こうした先進的な街づくりについては「スマートシティ」と呼ばれることがある。
→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200107-00459411-autocar-ind
スマートシティはその名の通り『都市』が前提となっています。
おそらくスマートシティは『都市化の最終形態』でしょう。
しかし、オンラインへシフトが進めば『物理的空間の利便性は関係ない』ので、
スマートシティはコロナによって時代のスピードがさらに早まってしまったと思っています。
オンラインへシフトすると自分たちの『ライフスタイルに応じて居住地を多様化させること』ができます。
例えば、地方に住んで月に数回だけ都市に出て出勤するなどができれば、
満員電車に乗ることもなくなりますし、通勤もないので地方に住んでリモートワークで良いわけです。
『どこに住むか?誰と居るか?何をするか?』などを自由に選択することができます。
実際に新型コロナの影響で『地方に転職したい』という意識が都市部の若者に広がっています。
新型コロナウイルスの影響で、
地方に転職したいという意識が都市部の若者に広がっているとみられることが
就職情報サイトの調査でわかりました。
感染が収束したあとはUターンやIターンの転職が増えるのではないかとみられています。
就職情報会社「学情」は先月24日から今月1日にかけ、
インターネットを通じて20代の転職希望者に新型コロナウイルスの感染拡大の影響について
アンケート調査を行い、およそ360人から回答を得ました。
このうち「地方への転職を希望する」と答えた人は36%と、
ことし2月の調査と比べるとおよそ14ポイント多くなりました。
地方への転職を希望する理由については
「テレワークで場所を選ばずに仕事ができることがわかった」とか
「都市部で働くことにリスクを感じた」、「地元に帰りたい」といった答えが目立ったということです。
→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200517/amp/k10012433391000.html
物理的な移動の需要が激減する
オンラインへシフトすると必然的に物理的に移動する需要が激減します。
コロナ禍ではヒトの移動は減りましたが、モノの移動は増えています。
モノの移動→増える→AmazonやUbereatsの需要が急増
つまり、交通インフラの在り方が変わっていくのでは無いかなと思います。
これは、自動車業界にとっては非常に大きな転換期と言えます。
少子化対策につながる
都市は教育費や生活するためのコストが高いので、『子供を一人増やすための限界コストが大きい』です。
しかし、地方に住むことによって生活コストを抑えられて、教育もオンライン上で学べば、
限界コストを抑えることができます。
例えば日本の学校法人角川ドワンゴ学園が運営する通信制高校のN高校は、年間25万円で程度です。
オンライン化によって授業料のコストは抑えることができるようになるので、
すると、元々子供の居る家庭は2人、3人と子供を持てるようになり、
必然的に少子化対策につながっていくのではないかと思います。
不動産の価値が下がる
オンラインへシフトすると物理的な価値が下がるので、東京などの都市部の不動産の価格が下がっていきます。
逆にライフスタイルに応じて居住地を多様化することにより、今まで低かった地方の価値が上がってくると思います。
リアルの役はより高い体験価値や感情価値を得られる場所になる
オンラインへシフトする社会で、リアルの価値はより高い体験価値や感情価値が得られる場所になっていきます。
デジタルを起点にした場合に『人と密なコミュニケーションを取ることができる』一つの場になっていくと思います。
オンラインへシフト後の仕事論について
オンラインへシフト後の仕事論について説明します。
・マネジメント能力の二極化
・学習格差の拡大
・メンタルの二極化
・副業や兼業をこなしやすい
・情報財を持っている人が生産性が向上する
仕事の選ぶ基準が変わってくる
オンラインへシフトすると『仕事の選ぶ基準が変わってくる』と思います。
従来仕事の選ぶ基準は
・一等地の場所にある職場
でしたが、オンラインへシフトすると仕事の選ぶ基準は
・仕事自体が自分が心から楽しめるか
などに変わってくると思います。
オンラインへシフトすれば第三次産業がメインになっていくので、
物理依存ビジネスの衰退していくのではないかと思います。
マネジメント能力の二極化
オンラインへシフトすると『マネジメント能力の二極化』が進んできます。
具体的にテレワークを実施している企業は、
実施していない企業より『約1.6 倍労働生産性が高い』というデータがあります。
総務省は、6月8日、「平成28年通信利用動向調査」の結果を発表した。
同調査では、個人、法人の両方にICT活用に関する調査票を送付して回答を得ており、
企業からは2032社の有効回答があった。
れによると、営業利益、人件費、減価償却費、従業者数のすべての項目について回答した企業について、
その労働生産性を割り出している。
その中で、ICTを利活用している企業としていない企業を比較すると、
利活用している企業の方が、一社当たりの労働生産性が高い結果となった。
具体的には、テレワークを実施している企業は実施していない企業より約1.6 倍労働生産性が高い。
同様に、ICT教育を実施している企業は実施していない企業よりも1.3倍、
クラウドサービスを利用している企業は利用していない企業よりも1.3倍、
無線通信技術を利用したシステムやツールを導入している企業は
導入していない企業よりも約1.2倍という結果となった。
満員電車や通勤などもオンラインへシフトすれば、リモートワークで在宅で仕事ができるようになるので、
ただ、都市部にオフィスがあり便利な場所だけでは利便性が減少してくると思います。
学習格差の拡大
リモートワークやテレワークが進むことで『学習スタイルも大きく変化する』と思います。
今までは、先輩や上司などの仕事を見て覚えて学ぶというスタイルが一般的でしたが、
オンラインへシフトするとオフィスや職場が無くなり、可視化することが難しくなります。
これから:リモートワーク→先輩や上司の仕事を可視化して学ぶことが難しい
オンラインへシフトすると物理的な学習機会が減少することによって、
オンライン上での人材育成ができる企業かどうかで大きな格差が生まれてくると思います。
メンタルの二極化
メンタルの二極化するのではないかと思います。
実際にリモートワークやオンライン授業に変わった『4月の自殺数が前年比-20%』だったようです。
先月の全国の自殺者数が前の年に比べおよそ20%減ったことが、厚生労働省などのまとめでわかりました。
厚労省などによりますと、先月の全国の自殺者数は前の年の同じ月に比べ359人少ない1455人で、
19.8%減ったことがわかりました。少なくとも最近5年間では最も大きな減少幅だということです。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、家族ら同居する人が外出せず家にいることや、
職場や学校に行く機会が減り、悩むことが少なかったことなどが要因とみられています。
自殺数の低下は人との集団行動によるストレスが減ったことによるものだと思います。
孤独耐性が高い人はオンラインへシフトしても問題ないと思いますが、
人と交流していないと生きていけない孤独耐性が低い人は、ストレスを抱えてしまう可能性が非常に高いと思います。
副業や兼業が同時並行で可能になる
オフラインでは副業や兼業を同時進行として行うことは困難ですが、
オンラインへシフトすれば、同時に複数の仕事を副業や兼業としてこなすことが可能になります。
一つの企業だけではたらくというよりも、ギルドのようなパーティーを組み、
プロジェクトごとに仕事をこなして行く形になるのではないかと思います。
企業という線引ではなく、その人個人の能力に応じて、
様々な企業のプロジェクトに参加できるような形になると思います。
情報財を持っている人が生産性が向上する
情報財を持っている人が生産性が向上すると思っています。
・スマホ
・ツールやシステム
逆に、物理財を扱っている人の生産性がものすごく下がります。
オフラインでは設備や不動産などの固定資産税が発生しますが、オンラインで税金という概念は今の所存在しないです。
特にオンラインでは、コピペで複製が容易で生産性が以上に高いです。
これからは、情報財を持っている人のほうが生産性は必ず高くなっていきます。
新型コロナはオンラインへのシフトするウイルス
新型コロナはオンラインへのシフトのために現れたようなウイルスだなと感じています。
今までは、オンラインやオフラインと区分で考えていましたが、
オンラインがオフラインを包み込む形になっていくと思います。
インターネットの世界と現実空間は融合していき、私たちの社会や生活は、
よりインターネットと密接な関係になっていくと思います。
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