こんにちはmasayaです。
最近副業をやる方が増えてきましたが、
スキルをお金に還元しようとする『労働者的な思考』が抜けきれていないなと思いました。
副業をやるのであればプロダクトやサービスを作り仕組みで稼ぐビジネスモデルを作ることが重要だと思っています。
今回は、副業初心者のためのビジネスモデルの作り方についてご紹介します。
ビジネスモデルの作り方
最近日本では副業が流行っています。多くの人が思う副業と私の副業は少し異なります。
私の副業:仕組みを作りコンテンツやサービスをお金に還元する
多くの人はプログラミングや英語などのスキルや手段ばかりを身に着けているばかりで、
全く仕組みである『ビジネスモデル』を作ることを怠っているんですね。
スキルや手段というのは他の誰かのビジネスモデル上に必要な処理能力であるので、
『いつまで経っても楽にならないん』ですね。
スキルをお金に還元することとコンテンツやサービスをお金に還元することの違いを以下の表にまとめました。
スキルをお金に還元 | コンテンツやサービスをお金に還元 | |
お金に還元するまでの時間 | 時間がかからない | 時間が掛かる |
稼げるお金の上限 | 限界がある | 青天井 |
労力 | 多い | 一度作ってしまうだけ |
余りある時間 | 少ない | 一度作ったらあとは掛からない |
競合 | 多い | 少ない |
やはり圧倒的に『ビジネスモデルを作って稼ぐこと』が重要です。
そこで今回は、副業初心者がどのようにビジネスモデルを作ったら良いのかを解説したいと思います。
ビジネスモデルとは『穴を見つけてその穴を埋めること』である
よくビジネスモデルをどうやって作るのか?という質問が来るのですが、
ビジネスモデルとは『穴を見つけてその穴を埋める作業』だと思っています。
穴を埋める:問題解決
つまり、問題を見つけて問題を解決することがビジネスということになります。
この問題を見つけて解決するためには『問題提起力』と『問題解決力』の2つのスキルが重要になります。
そしてマトリックス的に考えると4つのタイプに分かれます。
問題解決できる | 問題解決できない | |
問題提起できる | レア人材系 | アイディア系 |
問題提起できない | エリート系 | 凡人系 |
基本的に多くの人は『問題解決力を身につけるため』に学校や資格取得などに励むのですが、
今の日本で問題が無いことが問題と言われるように『問題が希少な時代』です。
どれだけ問題解決力が高くてもその力が発揮されづらいです。
ですので、SNSやYoutubeなどで情報や知識などが無料や安価で転がっているんですね。
つまり、今の時代お金を稼ぐ上で最も必要なスキルは『問題提起力』だと思います。
希少価値としては以下のようになります。
②アイディア系(問題提起できる×問題解決できない)
③エリート系(問題提起できない×問題解決できる)
④凡人系(問題提起できない×問題解決できない)
ほとんどの副業などをしようと考える人たちは、問題解決力ばかりを磨くのですが、
本当にお金を稼ぎたいのであれば『問題提起力』をしっかりと磨くべきです。
問題提起力の身につけ方
問題提起力の身につけ方についてご紹介します。
問題を細分化して考えてみる
問題は『細分化』することでニッチなニーズを見つけやすくなります。
例えば、傘一つでも悩みや問題が見つかります。
・リュックに入るサイズのコンパクトサイズが欲しい→折り畳み傘
・安価でいいから安い傘が欲しい→ビニール傘
というように傘をさす人の問題を細分化するだけでもより濃い問題が浮き上がってくるので、
問題をどんどん細分化していくとまだ解決されていない問題が見つかりやすいです。
HARMの法則を活用してみる
HARMの法則は人間の悩みは大きく4つに部類されるという法則です。
・Ambition(野心)
・Relation(人間関係)
・Money(お金)
HARMの法則に基づいて4つのジャンルから問題提起するのも良いです。
こうしたHARMの法則を細分化することで、自分でも解決できそうな問題へと変わっていきます。
自分の抱えるコンプレックスを問題にしてみる
自分の抱える問題を問題提起として活用するも良いです。特に問題提起として使えるのが『コンプレックス』ですね。
人間は『様々な劣等感』や『コンプレックス』を抱えています。コンプレックスは非常に大きな問題だと思います。
髪の毛が薄いことがコンプレックス→育毛剤
身体がふくよかでかわいい服がない→大きいサイズ専門のアパレルブランド
と言ったように自分の抱える悩みやコンプレックスというのは、
世界の77億人の人口がいれば、自分と同じ悩みのある人は少なからずいるわけなので、問題提起として非常に良いです。
人生から問題を考えてみる
人生を通じた悩みは人が生きる上で必ず発生する問題です。
例えば、リクルートは人生において起きるイベントごとの問題提起しています。
就活:リクルート
住宅:SUUMO
美容院:ホットペッパービューティー
人の人生から考えるの出れば、
青年期:コミュニケーションや勉強の悩み
成人:就職や転職の悩み
夫婦:結婚やマイホームなどの悩み
老人:老後資金やセカンドライフ悩み
人の成長や人生から問題を考えていくと普遍的な問題が見つかりやすくなります。
問題解決力の身につけ方
問題解決力の身につけ方についてご紹介します。
プログラミング
問題解決として『プログラミングは必須』ですね。
最近では有形物よりも無形物による問題解決するケースが非常に多いです。
ですので、プログラミングは必須になってくると思います。
とは言うもののプログラミングなんてできないぞという人は、
最近では、プログラミングできなくても『NoCode(ノーコード)』と呼ばれるツールも増えてきているので、
NoCode(ノーコード)を活用していけば非常に良いものが作れてしまいます。
また、ソフトやアプリは『原価がかからない』ので、
とにかくあなたが問題提起で見つけた問題を解決するために
どんどんプロダクトを市場や世に出して需要があるか確認して行くのも良いです。
1発で当たることもあれば、数撃ちゃ当たるで大儲けできるチャンスがあります。
デザイン
デザインは問題解決として非常に重要なスキルになります。
デザインと問題解決は違うんじゃないのか?と言われるのですが、辞書でデザインと調べると
デザイナー設計者
として出てきます。
例えば、エレベーターの待ち時間長いという問題提起した場合に、
この問題を解決するために一般的には
②エレベーターの数を増やす
③エレベーターの積載量を増やす
といった方法が出てきます。
ここにデザインを活用して問題を解決する場合は『問題を再定義化』します。
問題を再定義化:エレベーターの長く待つ時間が退屈すぎる
これによって『④退屈を紛らわすためにエレベーター内で動画を流す』というアイデアが生まれます。
もちろん他の①〜③のようなことも正解ですが、
利用するユーザーや設計者などを考えると『④の解決方法が良いわけ』です。
つまり、デザインとは問題を捉え直して、新しいアイデアを出して設計する
問題をより違った観点で解決する方法を作り出すことにつながっていきます。
情報発信
問題提起して問題解決できるプロダクトやサービスがあっても届ける手段がなければ『認知』されません。
問題を抱える人たちに認知されるためには『情報発信』が重要になります。
そして、日本国内だけをターゲットにした場合と世界全体をターゲットにした場合では、
問題を抱える人たちの人数が変わってきます。
世界全体:77億人の問題を解決できる
この先日本の人口がどんどん減っていけばそれだけ市場規模が縮小するので、
ターゲットは『世界全体を目指していくべき』です。
最近ではYoutubeなどの動画だったり、SNSなども無料で利用することができるので、
良いものをより多くの問題を抱える人に認知してもらえる媒体が整っています。
プロダクトやサービスは価値以上の満足度を提供する
ビジネスとは『価値と価値との交換』だと私は思っています。
ですので、問題提起して問題解決できる商品やサービスを作れば、
あとは消費者に『価値以上の満足度を提供』すれば必ず成功すると考えています。
例えば、ニトリの『お、ねだん以上』は価格以上の価値を提供した結果、
なんと『600店舗以上』あり『売上高7,026億円』で『営業利益1,329億円』という凄まじい結果を出しています。
つまり、交換するお金の金額よりも『交換した側が同等以上の満足するような価値を提供すればよい』のです。
副業で稼ぎたいならビジネスモデルで稼げ!!
いくらスキルを還元する働き方を続けていても『時間とお金の両方を手に入れることは不可能』です。
大切なのは『自分自身でビジネスモデル作り出して仕組みでお金を稼ぐこと』です。
ビジネスモデルを作る上で重要なスキルは『問題を見つけて問題を解決すること』です。たったこれだけです。
あとは、より多くの人たちの問題をあなたが解決することができれば『必然的にお金は勝手に集まって』きます。
労働者階級から脱却するためには、仕組みをどんどん作り出して、
多くの人たちの問題を解決して『喜ばれるような価値を生み出して』いきましょう。
コメント