ダウンサイジングとは
ダウンサイジングとは、サイズを小さくすることを意味します。
モノのサイズを小さくすることやコスト削減や効率化を目的として使われる用語です。
大きいモノから小さいモノへ。大量消費から最適消費へという流れです。
ダウンサイジングは『生活(ライフスタイル)』にも転用することが可能です。
今の時代はモノや情報が供給過多な状態であり、
本来は自分が必要ないモノでも誇大広告などであの手この手と買わせようと消費を促します。
だからこそ、何が必要で何が必要でないのかをダウンサイジングして、
抱え込みすぎず、持ちすぎず、身軽に暮らせる考え方が重要になります。
ダウンサイジングで生活レベルを落とすメリット
ダウンサイジングで生活レベルを落とすメリットについてご紹介します。
生活にゆとりが生まれる
ダウンサイジングでいらないモノを持たず買わないことで、支出を減らすことが出来ます。
するとお金が貯まるようになり、生活にゆとりが生まれます。
逆にどれだけ収入が多くても、支出が多い家庭の方は不安も大きいので『失うことへのおそれが強い傾向』もあります。
しかし、ダウンサイジングして小さく暮らしていると、
生活の支出が少ないので、どうにかなると思えるので精神面でもゆとりも出てきます。
時間生み出される
必要でないものを必要だと感じて購入してしまうと、そのお金を得るために働く必要があります。
すると自分の中で自由な時間は増えません。
しかし、ダウンサイジングしてモノを買わなくなることによって、
そのモノを手に入れるための自分の仕事が必要なくなります。つまり、自由な時間が生み出されるのと同じです。
身軽になれる
モノが多いとモノに縛られた生活になってしまいます。
しかし、ダウンサイジングでモノからの呪縛から開放されることで生活が身軽になります。
ダウンサイジングで生活レベルを落とすデメリット
ダウンサイジングで生活レベルを落とすデメリットについてご紹介します。
はたから見ると質素に見える
ダウンサイジングして生活すると世間一般から見ると質素な生活に見えがちです。
そのため、世間体や周りの評価が気になるという人はダウンサイジングはおすすめしません。
逆にストレスを感じてしまう
欲しいものや食べたいものを我慢したり、趣味にかかるお金を削って
ダウンサイジングしてしまったりすると生活はゆとりが生まれますが、
娯楽が無くなり逆にストレスを感じてしまう人もいます。
暮らしのダウンサイジングで生活レベルを落として幸せを呼び込む方法
暮らしのダウンサイジングで生活レベルを落として幸せを呼び込む方法についてご紹介します。
要るモノを選ぶ
ダウンサイジングで重要なのは、いらないモノではなくいるものを選ぶようにしましょう。
いらないモノを選ぶことを続けると、いらないモノばかりに囲まれてしまいます。
見栄をダウンサイジングする
人というのは他人からよく見られたいと思います。もちろんそうした感情も必要ですが、
中には自分の収入以上のモノばかりを買って見栄を張ってしまった結果、生活は苦しいままの人もいます。
誰かによく思われたいとモノを手に入れてもそれは自分を幸せにはしないということを理解しましょう。
車をダウンサイジングする
車というのは非常に便利なモノですが、年数十万円かかります。
車は車両費以外に保険・車検・駐車場代・ガソリンなどかなりのお金がかかります。
もし車を公共交通機関に変えられたら単純に年に数十万円のお金が浮きます。
もし生活環境として車が手放せないなら、車の大きさを小さくコンパクトなものにしたり、
2台ある車を1台に減らすことでコストダウンになります。
住宅をダウンサイジングする
住む場所を変えて家賃を下げると、生活費を縮小する効果が非常に高いです。
やはり毎月の生活費で大きな固定費は家賃になるので、
住宅をダウンサイジングすることで、毎月の節約できる金額がケタ違いになります。
収入をダウンサイジングする
多くの人は良い生活をしようと必要以上に収入を求めがちの人もいます。
それは見栄や世間体などの周りからよく思われたいという気持ちもあります。
しかし、良い生活というのはキリがなく本当は自分の中で満たされるレベルは低かったりします。
ですので、ひたすら収入を求めるよりも
『自分に必要な生活費を求めることだけ』にダウンサイズするのも良いでしょう。
まとめ
ダウンサイジングすることによって暮らし自体が非常に楽になります。
支出が減ればそれだけ無駄に働く必要もありませんし、節約する必要もありません。
ミニマリスト的な暮らしは非常に快適です。
ダウンサイジングで、物理的な豊かさではなく、精神的な豊かさを手に入れましょう。
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