こんばんはmasayaです。
2021年から新たな目標を掲げて頑張ろうと思っても中々やる気にならない人がいます。
しかし、何か行動したりするために『やる気は必要ない』ですね。
今回は、行動することでしかやる気は引き出せない話についてです。
やる気が無いから行動できないは真っ赤な嘘
新年に新しい目標を立てて大抵の人たちは、やる気や高揚感に包まれます。
しかし、多くの人は途中で当初掲げた目標の熱は冷めて挫折しています。
こうした人たちが共通する言い訳が『やる気が出ない』です。
そもそも、やる気という言葉は『やる気のない人間によって生み出された虚構』であり、
何か行動したりするために『やる気は必要ない』ですね。
やる気を出すための方法を考えるほど無駄なことは無いです。
行動することでしかやる気は引き出せない
仮にやる気があったとしてやる気を出すためにどうしたらいいのか?
それは『行動することでしかやる気は引き出せない』です。
東京大学教授の池谷裕二先生は以下のように説明しています。
やる気を生み出す脳の場所があります。
それは脳のほぼ真ん中に左右にひとつずつ。ここが活動するとやる気が出るらしいですが、
ここの神経細胞はある程度刺激が来ないと活動してくれません。
ただ、一度始めて信号が送られるようになると、
やっているうちに側座核が自己興奮して集中力が高まり、気分乗ってくる。
側座核って何?という人むけに解説すると、側座核は『ドーパミンが分泌される部分』になります。
側座核が活性化されるには『実際に行動を起こさなければ』ドーパミンが分泌されないということです。
つまり『行動して初めてやる気が出るわけ』です。よくやる気スイッチと言われたりしますが、
押したから行動できるのではなく、行動するとやる気スイッチが入るということになります。
脳科学的なやる気:まず行動する→自然とやる気スイッチが押される
とは言うものの行動できるならすぐにやっているというのが意見だと思います。
行動するためにどのような方法を取ればよいのかを3つほど方法をご紹介しますので、
自分にあった行動する方法を手に入れてみてください。
ベイビーステップ思考
いきなり大きな目標を掲げて取り組んでも中々一歩目が出せないことは多いです。
なので、大きな一歩ではなく、小さな一歩に変えるというのが『ベイビーステップ思考』になります。
勉強ができないなら、ベイビーステップ思考ならどうしたらいいのかと言うと、
②教科書を開く習慣を身につける
③問題を一問だけ解いてみる
というように、行動を『細分化して』できることころから始めましょう。
すると、行動することでしかやる気は引き出せないので、やっているうちにエンジンがかかってきます。
この状態をドイツの心理学者であるクレベリンは『作業興奮』と名付けています。
とりあえず椅子に座ったり教科書を開くという軽い気持ちで行動したら、
いつの間にか普通に30分勉強していたということもあります。
私は平日筋トレしていますが、筋トレめんどくさいなと思ったときでもとりあえずジムに向かいます。
するとなんだかんだトレーニングが楽しく終わっています。これもベイビーステップと作業興奮です。
行動しやすくなる環境づくり
行動するためには『行動しやすい環境づくり』が大切です。
例えば、机の上に自分の集中が散漫する余計なものがあったりすれば排除する必要がありますし、
落ち着いて勉強できる道具やアイテムを揃えたりなど、行動しやすい環境を自分で作るべきです。
私が筋トレでジムに行く行動しやすい環境づくりとしては、
・新しくおろしたランニングシューズで走りたい
・トレーニング後にいい匂いのするシャンプーをしたい
ジム行くという行動しやすい環境づくりになっていますね。
行動の具体的なイメージをする
自分が今から行動する一連の動きを具体的にイメージします。
例えば私が筋トレする場合の流れはこのような感じです。
②プロテインを飲む
③靴を履く
④自転車に乗る
⑤ジムに向かう
⑥ドリンクを作る
⑦トレーニングする
⑧シャワーを浴びる
⑨帰宅する
こうした具体的な行動するイメージを行動する前から持っていると、
今現在は行動していなくても、筋肉に指令を出す『運動野』や運動の計画を建てる『前運動野』の活動が促されます。
あなたのやる気があろうがなかろうが時間は待ってくれない
あなたが行動しようが行動しまいが『時間は刻一刻と過ぎて』行きます。
つまり、やる気が出ないという一言で行動しないことを正当化していても、
どんどん自分が掲げた理想像や目標には遠ざかってしまいます。
これ以上やるべきことを先延ばしにしたくないと考えるのであれば『まずは行動』することから始めましょう。
行動が難しいのであれば、私が紹介した行動しやすくなる方法を実践して見てください。
『行動することでしかやる気は引き出せない』と頭に覚えておきましょう。
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