こんにちはmasayaです。
最近DeFi(分散型金融)がどんどん注目されていますが『Aave』というサービスをご存知でしょうか?
AaveはETHLendから移行して誕生したレンディングサービスです。
今回は、まだ日本人が知らない有望な銘柄『Aave』についてわかりやすく説明してみました。
Aave
Aaveは元々、ETHLendという名前でICOを行って17億円調達に成功しましたが、
リブランディングしてAaveとして別のプロジェクトとしてリスタートしました。
このAaveは、フィンランド語で『ゴースト』の意味があります。なのでアイコンがオバケなんですね。
ゴーストは透明であり透明性の高い金融プラットフォームを作りたいというビジョンの現れかなと思います。
Aaveは主にレンディングを軸にプロダクト開発を行っています。
Aaveが上場させている仮想通貨に金利が設定されています。
貸したい人はデポジットして借りたい人はその人から借ります。
銀行と同じで、預かり資産がどれぐらいで、貸し出し資産がどれぐらいかです。
現在20種以上のトークンの貸借が可能です。Aaveで取り扱っている銘柄の一部を記載しておきます。
・仮想通貨:ETH, BAT, KNC, LEND, LINK, REP, SNX, WBTC
現在Aaveは仮想通貨の時価総額ランキングでは『14位』にいます。
またDEFI PULSEによると現在は『2位』になっています。
今回はこのAaveについてわかりやすく解説していきたいと思います。
Aaveの仕組み
Aaveの仕組みについて解説していきたいと思います。
aToken
aTokenとはAaveの利付けトークンになります。これは預け入れの際に発行されて償還された際に破壊されます。
自身の資産を貸し出すことでaTokenを受け取ります。
aTokenの保有者は、利回りに応じて利子を受け取ることが可能です。
aTokenはAaveプロトコルで預けられている資産と『1対1』になっています。
ATokensは、原資産が借り手に貸し出されている間はお客様のウォレットに直接にリアルタイムで利息がつきます。
このAaveの仕組みはDeFiのCompound(コンパウンド)と似ています。
Compound(コンパウンド)については以下の記事を参考にしてください。
Flash Loan
Flash Loanとは『担保なしローン』になります。
通常であれば、借り手は仮想通貨の担保の差し入れが必須でした。
しかし、AaveはFlash Loanというスマートコントラクトの機能によって担保なしで、
『超短期で借り入れすること』ができます。これによってAaveは一躍サービスが普及しました。
信用委任(Credit Delegation)
信用委任(Credit Delegation)はAaveに資産を預けているユーザーは、
『自身の与信枠を他人に委託すること』が可能になります。
与信枠を受け取ったユーザーはなんと『担保資産無し』でAaveから必要な通貨を借りることが可能です。
この信用委任(Credit Delegation)はDeFi(分散型金融)のサービスの中で初めて導入されています。
Aaveが注目されている理由
Aaveが注目されている理由について解説していきたいと思います。
DeFi(分散型金融)銘柄だから
仮想通貨の業界ではDeFi(分散型金融)のブームになっています。
そのためAaveのレンディングも世界中で注目されつつあります。
また、最初にDEFI PULSEでのランキングを紹介しましたが、
現在は『2位』であり、DeFi(分散型金融)の銘柄の中でも人気度が高いということです。
ノン・カストディアン型レンディングサービス
カストディアンというのは『投資家に代わって資金を管理する人たちの総称』です。
これは銀行もカストディアンになります。
銀行もAaveと同じように資金を預けられた預金者の預金を活用して
お金を借りたい人に利息付きでお金を貸し出す期間です。
しかし、カストディアンがいることによって『中間マージン』を引き起こしているのが現状です。
また、中央集権型の取引所などやレンディングサービスはハッキングなどの被害があります。
当然運営している企業がハッキングされると預けているお金はどこか行ってしまうリスクがあります。
しかし、Aaveはノン・カストディアン型のレンディングサービスなので、
中間マージンを取ることもなく、また非中央集権によってハッキングのリスクが少ないという点があります。
イギリスの金融行動監視機構(FCA)の承認を受けている
Aaveのイギリスの法人であるAave Limitedはイギリスの金融行動監視機構(FCA)の承認を受けて
『電子マネー機関』としての営業ライセンスを取得しています。
仮想通貨レンディングプラットフォームAaveがイギリスの金融行動監視機構(FCA)から
「電子マネー機関」の営業ライセンスを取得した。DeFiサービスへ法定通貨の窓口をサービス設計として整える。
FCAの公式記録によると、Aaveのイギリス法人Aave Limitedは申請から2年の月日を経て、
7月7日にライセンスが付与された。「電子マネー機関」のライセンスを取得で、
Aaveはイギリスで決済サービスを提供することができるようになる。
このライセンスによってイギリス在住のユーザーは口座の開設ができ、Aaveは電子マネーを扱えるようになっています。
今後、電子マネー期間として法定通貨から仮想通貨へとアクセスができるようになっていきます。
DeFi(分散型金融)のブームに乗っかる
やはり今のブロックチェーンでDeFi(分散型金融)のブームが世界で凄まじいので、
その勢いでAaveもどんどん知名度や時価総額を今後上げていくと思います。
ぜひAaveをポートフォリオの一つに追加しましょう。
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