こんにちはmasayaです。
楽天モバイルが2020年3月3日にプレスカンファレンスを開催して、
楽天モバイルの新プランである『Rakuten UN-LIMIT』を4月8日から提供開始することを発表しました。
今回は、Rakuten UN-LIMITについて解説していきたいと思います。
楽天モバイル(MNO)の新プランRakuten UN-LIMITが誕生
楽天モバイルが2020年3月3日にプレスカンファレンスを開催して、
楽天モバイルの新プランである『Rakuten UN-LIMIT』を4月8日から提供開始することを発表しました。
すでに3月3日の16時から申し込みの受付を開始しております。
今回は、このRakuten UN-LIMITについて紹介していきたいと思います。
Rakuten UN-LIMITの重要な要点まとめ
Rakuten UN-LIMITの重要な要点まとめです。
・東京23区、大阪、名古屋ならデータ通信使い放題。
・通話やSMSはRakutenLinkを利用時無料。
・SIM入れ替え可はandroidのみ。
・最低利用期間も無く契約解除料金も不要。
・MNPができない。
それぞれについて詳しく説明していきます。
先着300万人基本料金(2,980円)が1年間無料になる
Rakuten UN-LIMITの月額料金は『2,980円』と比較的に安いです。
そして『300万名は1年間無料期間』が用意されています。
つまり、1年間は無料で利用することができ、2年目から2980円になります。
最初の一年とは言えど『2,980円(月額料金)×1年(12ヶ月)=35,760』もお得になるのは結構嬉しいですね。
すでに3月3日(火) 16時より先行申込受付を開始しているようです。
東京23区、大阪、名古屋ならデータ通信使い放題
データも使い放題のようですが『楽天回線が提供しているエリア限定』とされているので、
『都市部(東京・名古屋・大阪)』に住んでいる方が現状利用できます。
それ以外の地域では、パートナーエリアと呼ばれてauにローミングされます。
auローミングエリア(月2GB):それ以外の地域
auローミングエリアでは『月2GBが上限』となっています。
また、2GB使い切った場合は速度が128kbpsになるようです。
Rakuten UN-LIMITのエリアは以下のページで確認することができます。
通話やSMSはRakutenLinkを利用時無料
Rakuten UN-LIMITでは通話やSMSは『RakutenLink』アプリを使うとかけ放題にあんります。
海外→国内への通話:かけ放題
国内/海外→海外への通話:980円/月
となります。
また、注意してほしいのがRakutenLinkのアプリは『iPhoneは非対応』なので、
現状の通話やSMSが無料になるのは『androidのみ』です。
アプリを使わない場合は『30秒20円、SMS3円/70文字』になります。
SIM入れ替え可はandroidのみ
現状Rakuten UN-LIMITで利用できる端末は以下のとおりです。
・AQUOS R2 compact
・AQUOS sense2
・AQUOS sense plus
・AQUOS R compact
・AQUOS sense lite
・Reno 10x Zoom
・AX7
・R17 Pro
・Find X
・HUAWEI P30 lite
・HUAWEI nova lite 3
楽天側で対応している端末ではないと動作しないようになっています。
今後SIMフリーにも対応するようですので、iPhoneでも利用は可能になってくるかと思います。
最低利用期間も無く契約解除料金も不要
Rakuten UN-LIMITはSIMロックフリーで最低利用期間は無く、契約解除料金も不要です。
Rakuten UN-LIMITは、非常に自由に使える利点がありますね。
MNPができない
Rakuten UN-LIMITはMNPができません。
MNPとは、現在利用している電話番号をそのまま乗り換えることができるサービスのことです。
MNPが出来ないので『電話番号は完全新規申し込み』になってしまいます。
サポートに連絡してみたところ、楽天の既存回線や他社からMNPする場合は
『4月8日から申し込みできる』ようですが、1年間無料か未定のようです。
対応策としては、デュアルSIM対応端末で1つの携帯で2つの番号を持つというのも良いかなと思います。
Rakuten UN-LIMITに乗り換えるのがオススメの方
Rakuten UN-LIMITに乗り換えるのがオススメの方ですが、以下の4つですね。
・都市部に住んでいる方
・安くても良いからデータ通信が不安定でも利用したい方
・サブ機として利用したい方
現状ではiPhoneユーザーはあまり恩恵が得られないので、スルー対象ですね。
日本のメインで利用しているスマートフォンのOSのシェアですが、
iOS:42.8%
です。今後、iPhoneユーザーも対応可能になればシェアは増えそうです。
また、楽天回線エリアが少なすぎるので、ほとんどの人が2GBしか使えないのは今後に期待ですね。
Androidユーザーで、対応機種を持っており都市部に住んでいて安くても良いという方が、
現状オススメな感じになります。
楽天がモバイル業界に本腰入れてきた
楽天がついに本腰入れてきたと思っています。しかし、モバイル四半期業績の推移を見ると
赤字:265億円に拡大(-218億円)
と、赤字をタレ流ししながら売上を拡大している感じになります。
楽天はモバイル事業は後発組ですので、マーケットでシェアを獲得してその後に採算を取る戦略ですね。
もし今回のRakuten UN-LIMITでキャッシュが耐えられて黒字に転換できたら大逆転劇ですね。
個人的な意見としては、2,980円と1年間無料という安さに惹かれてユーザーは増える可能性がありますが、
データ通信がボトルネックでユーザーが使えないとなり、
解約ラッシュで他のキャリアに流れるというのも十分有り得る話だと思います。
ただ、Rakuten UN-LIMITは楽天がマーケットを取りに行くために結構本腰いれてきた感じですので期待しています。
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