こんにちはmasayaです。
最近の統計データでは新型コロナで重症化や他人に感染リスクが高いのは高齢者だと言われています。
今回は、新型コロナの対策は高齢者にフォーカスを当てることが大切であるという話をご紹介します。
新型コロナの対策は高齢者にフォーカスを当てることが大切
最近の新型コロナのデータから読み取ると以下のことがわかりました。
・高齢者は若者より他人に感染させるリスクが高い。
新型コロナの対策は高齢者にフォーカスを当てることが大切だと思っています。
実際に重症化や死亡者のデータを見ても高齢者のほうが高い割合を示しています。
日本の今の感染者数は『約1万人程度』で、死亡者は『約281人』です。
新型コロナの統計データは以下の記事にまとめてあります。

仮に、現在の日本の感染者数を20倍にしたとしても、20万人程度で致死率は『約0.14%』です。
比較対象としてインフルエンザの致死率は『0.1%』であり、ほとんど同じです。
インフルエンザ:致死率0.1%
これだけだと仮説の推論でしか無いと言われると思うので、
潜在的な感染者はどれくらいなのかという抗体検査のデータもあります。
以下はロサンゼルス郡での調査データになります。
あちこちからの報告が続く「潜在的な感染者はどのくらい?」を調べる抗体検査、
今度はロサンゼルス郡 (Los Angeles County)と
南カリフォルニア大学 (University of South California, USC)の調査の中間発表 (N=863)が出た。
成人863人での抗体検査の陽性率は4.1% (幅をもたせると2.8%から5.6%)で、
地域人口 (800万人)にあてはめると22.1万人- 44.2万人となり、
研究実施時点の確定患者数 (7,994人)と比較すると28倍-55倍となる。
シリコンバレーでも同様に抗体検査を行っています。
【4月18日 AFP】米カリフォルニア州シリコンバレー(Silicon Valley)の
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の実際の感染者数は、
公式集計の少なくとも50倍に上るとの予備調査結果が明らかになった。
米スタンフォード大学(Stanford University)の研究者らはフェイスブック(Facebook)を使用して、
サンタクララ(Santa Clara)郡からボランティア3300人を募集。
住民から採取した血液サンプルでウイルス抗体を検査した。
その結果、全人口の2.5%から4.1%が感染していることが推定されるという。
これは確認された感染者数の50倍から85倍に当たる。
17日にウェブサイト上に掲載された査読前の論文のプレプリント版で著者らは
「われわれのデータが示唆しているのは、サンタクララ郡では(調査終了の3日前の)4月1日までに、
4万8000人から8万1000人が感染していたということだ。
同郡で4月1日時点に陽性と確認された感染者数は、956人だった」と指摘している。
これによると、実際の致死率は0.2%未満となる。
今後、日本でも抗体検査を行っていくようです。
新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査について、
厚生労働省が月内にも実施する方向で準備を進めていることが22日、分かった。
→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200422-00000134-jij-pol
この抗体検査によってわかることは、PCR検査では見えてない無症状(または軽症)患者が大量にいるということです。
コロナが怖いと恐れられている原因は以下の2つです。
・ワクチンや治療薬が無い事
抗体検査によって無症状(または軽症)患者が多ければ、
感染者数が増えたところで、死者数が指数関数的に増えないのであれば新型コロナは全く怖くないですよね。
つまり、ほとんどの人が軽症か無症状なのであれば
『重症化しやすい高齢者だけ』にフォーカスを当てるべきだと思っています。
死ぬリスクの高い高齢者を手厚くし、軽症や無症状は自宅療養すれば良いと思います。
個人的に新型コロナの高齢者の対策としては以下の3つが挙げられます。
高齢者が濃厚接触しやすい場所を潰す
パチンコや飲食店や夜のお店など『バー、ナイトクラブ、キャバレー等』はクラスタ化されやすいです。
実際に感染症学会のシンポジウムでは『第2波の感染拡大は夜の町で起きた』という報告があります。
水商売のクラスタは追跡がしづらいようです。こうした濃厚接触しやすい場所は規制すべきだと思っています。
タバコを喫煙を辞めさせる
喫煙者は新型コロナウイルスで重症化しやすことが確認されています。
11件の報告をまとめた結果、COPDはCOVID-19感染の重症化を『4.38倍』高くしており、
現在喫煙による重症化は『1.98倍』です。
→https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32293753
ヨーロッパ疾病予防管理センターは、喫煙者が新型コロナウイルスに感染した場合、
重症化するリスクが高いとする研究結果を発表しています。
日本呼吸器学会も呼びかけています。
→https://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/koronatotabako.pdf
実際に新型コロナでお亡くなりになった志村けんさんもヘビースモーカーで有名です。
日本は4月1日から改正健康増進法が全面施行され『原則屋内での禁煙が不可』となりました。
これにより、カフェや居酒屋など、飲食店のタバコ環境が大きく変わります。
コロナで死にたくなければ、今からでも禁煙すべきだと思っています。
また、喫煙所は密室であり三密なのでクラスター化しやすいです。
なるべく重症化患者を少なくし、死亡者数を減らすためにも禁煙するべきです。
若者ではなく高齢者を自粛させる
若者ではなく高齢者を自粛させるべきだと思っています。
というのも高齢者ほどウイルスを放出している割合が高いデータが発表されたからです。
つまり『若者を自粛させるよりも高齢者を自粛させること』が感染を抑えるために重要になります。
効果があまり無い自粛をやっても効果がないので不要だと思っています。
子どもたちは新型コロナの重症化や感染リスクも低いので、
公園などは3密ではないので子どもたちが遊べるようにしてほしい。
感染力が強くても風邪と同等であれば、感染しても怖くないです。
感染学会で日本で子供を規制したのは間違いだったと言っていますし、
学校や保育園早く再開してほしいかなと思います。
それでも自粛マンが公園を封鎖するために役所に苦情を入れているケースがあるようです。
保育園や学童保育が休みになり、公園は貴重な居場所になりつつあるが、
役所には「緊急事態宣言が出ているのに」と苦情が寄せられることもあるという。
「集団での利用はご遠慮ください」。
ブランコや噴水を備えた東京都荒川区の公園には、入り口に注意を促す看板が設置された。
子どもが密集しがちな滑り台などには、使用できないように「立ち入り禁止」の黄色いテープがぐるり。
公園を管理する区には「子どもを遊ばせられない」などと苦情が寄せられるが、
担当者は「感染拡大の危険性はできるだけ排除したい」と理解を求める。
→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200422-00000068-jij-soci
喫煙所が開放されて三密状態で、水商売が営業しているのに
子供が公園で遊ぶのがダメだというのはどうかしているのです。自粛はあくまで『目的ではなく手段』です。
何でもかんでも自粛すれば解決するわけではなく、正しい効果のあることをするべきだと私は思っています。
『正しく恐れる』と言われているようにパニックになるのではなく、
何が良くて悪いのかをしっかりと判断するべきです。
ロックダウンはコロナよりも失業や倒産で死亡者増える
個人的に恐れているのが、コロナの死亡者数よりも経済によって死ぬ自殺数です。
本当にロックダウンが効果があるのか正直疑問なんですね。
実際に海外の記事では、全量検査から想像していた以上に新型コロナは拡散していて、
毒性は低くロックダウンしても意味がないのでは無いかという記事も発表されています。
実際にアメリカはロックダウンしていても新規感染者は増加傾向です。
もし、ロックダウンを長期化させて継続した場合、新型コロナよりも『失業や倒産で死亡者増える』と思っています。
すでにロックダウンしているアメリカの失業保険申請者数は『約2,000万件ほど』あります。
今後、世界では経済によって死ぬ人が出てくると思います。
日本のGDPは落ち込む可能性が高い
日本の場合は、新型コロナ以前から消費増税の影響によって
10月〜12月のGDPが『マイナス7.1%』とひどい状態でしたが、
新型コロナショックによってさらにGDPが落ち込む可能性が高いと思っています。
フィナンシャルタイムズのマーティン・ウルフ氏によると
『年率マイナス30%まで』下落するという予測を掲げています。
ゴールドマン・サックスは『マイナス25%』と言っているので、海外はどれも近い数字で日本に警告を与えています。
失業率と自殺率について
ちなみに失業率と自殺率は相関関係にあります。
以下のデータは日本における自殺率と失業率の推移になります。
また、日本のバブル崩壊後に20〜30代の自殺者が『累計10万人分』も増加したデータがあります。
自粛しろという高齢者は年金などで経済ダメージが無い
自粛しろと叫んでいる高齢者は年金が支給されて経済ダメージがなく生活も支障はありませんが、
若者は失業や働きたくても仕事がなく、
かろうじて働けてもその少ない給料が高齢者の社会保険料や年金に使われるので、
今後、生活ができなくなくなる可能性があります。
実際に日本の大学生もバイトや親の仕送りがなく大学を辞退する学生まで出てきています。
新型コロナショックはバブル崩壊以上に大人数の若者が自殺に追いやられる可能性があります。
日本もロックダウンや緊急事態宣言ではなく、
経済と両立できる範囲での自粛をしていかなければ、新型コロナの死亡者以上に自殺者が溢れ得ると思います。
ロックダウンをせずに新型コロナを封じ込めている韓国とスウェーデンを参考にして
ロックダウンせずとも上手く感染者を減らして行く方法を模索したほうが良いと思います。
もちろん病気で死ぬことは一番避けなければなりませんが、それと同等に経済で死ぬことも避ける必要があります。
新型コロナと経済の両方からベストな対策をしていく必要があると思います。
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