東京はすでにピークアウト
東洋経済のコロナ情報によると6月17日以来2か月振りに東京都の実行再生産数が『0.85』と1.0を割り込んでおります。
全国の実効再生産数を見るとこちらも『0.98』と1を割っています。
東京都の発症日別による陽性者数の推移ですが、56人とこちらのデータからもピークアウトしていることがわかります。
こうしたピークアウトがデータとして見える状況下においても、
政府は緊急事態宣言を延長すると言っており、もう何を基準に緊急事態宣言を出しているのか謎です。
新型コロナウイルスの感染拡大をめぐっては収束が見通せず、
約2週間後に迫った9月12日の緊急事態宣言の期限は再延長される公算が大きくなった。
政府が宣言の適用や解除の目安にしている感染状況を示すステージ別指標の見直しについては、
専門家の間に慎重論が根強く、12日以降に先送りされる見通しだ。
病床拡充にもなお時間がかかりそうだ。政府は来週、対策本部を開き、対応を決める。(坂井広志)
→https://news.yahoo.co.jp/articles/34363079af01adbbd39ce889027c3d3ab4100c2c
効果が不確かな緊急事態宣言よりも『確実な医療体制拡充を優先事項としたら』と思っています。
『ピークアウトしてもまたリバウンドするんでしょ?』という人がいるんですが、
世界中でリバウンドなんてものはなく、仮にリバウンドする前提だとピークアウトもしないです。
明らかに統計データは周期性に基づいています。
世界と日本の100万人あたりの新規陽性者数の比較ですが、波の大小はあれど同じ周期で動いております。
指数関数的に増えるのではなく、一定数増えたところでピークが来ると減っていくというを傾向があるということです。
専門家は周期性認めると今までの感染対策は無意味であったとなりますから認めたくないんでしょうね。
そもそも収束することはなく『周期的に増えては減ってを繰り返しているだけ』なんですね。
これについては橋下徹氏も同様なことを言っています。
橋下氏は以前から、飛沫が感染拡大の主な要因と推測していたが、
政府は人流を抑制することで感染拡大を防ぐ方向へ舵を切った。
「人流抑制がどのくらいの要因になっているか。
人流、そこまで急激に減っていないんですよ。減っていないのに、感染者数はグンと落ちてる」と、
人流抑制と感染者数減の因果関係に疑問符を付けた。
海外の例も持ち出し、「世界を見ても、ロックダウンをしたとしても、
感染者数が逆に増えているところがある。アメリカの各州のデータを見ても、
人流はそんなに減っていないのに、そのままピークアウトしているところもある」とも指摘した。
→https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/09/07/kiji/20210907s00041000335000c.html?amp=1
過去の周期上、4ヶ月に一度大きなピークが来るので8月にピークを迎えるということは、
『次のピークは4ヶ月後の12月にやってくる』ということです。
もちろんこのピークは4ヶ月ごとに来るので1年に3回必ずやってきます。
その度緊急事態宣言を出して、リバウンドするから自粛しろとと言い続けてるのはどうなのかなと思っています。
・ピークアウトをしている状態で政府は緊急事態宣言を延長を考えている。
・世界と日本を比較しても同じように陽性者数が連動していることが明らか。
・ピークアウト後も周期的に増減して次のピークは12月頃に来る。
5波も人流と感染に相関が無いことが判明している
今までブログでは何度も人流と感染に相関は無いとお伝えしてきましたが、
5波も人流と感染に相関が無いことが判明しています。以下は東京における5波の発症日別陽性者と移動傾向です。
過去とまた同じパターンになっていますが、五輪と夏休みで移動が減少し始めたタイミングで感染が増えており、

お盆休みが終わって移動が増え始めてピークアウトしたようです。
街の人出などを見ても人流が増えているのに新規陽性者数は減っています。
つまり『人流と感染に相関関係がない』というデータが今回の第5波でも明らかになっています。
移動が減少した期間に感染が爆発しているということは『家庭内感染で爆発しているということ』ですね。
これは東京都の感染経路のデータからも明らかです。
散々マスコミなどは自粛をしてオリンピックを見ましょうなどと言った結果、
そうしたことが感染拡大させる原因になっていたんですよね。
つまり、自粛していても家庭内感染で感染拡大しているわけであり、
決して家にいれば安心だという話ではないってことです。
人流を抑えて自粛したところで感染拡大しているので、
そろそろ感染するしないのベースで判断するのは間違っているということにシフトするべきです。
・オリンピックを家で見ていて家庭内感染が爆発した。
・自粛していても感染拡大はする。
緊急事態宣言を発令すること自体に効果はない
先ほどの人流と感染に相関はないとお伝えしましたが、奈良は知事は
他県で緊急事態宣言効果は見られてないと判断し、宣言がずっと発出されていません。
奈良県の荒井知事は緊急事態宣言について「効果がないので要請しない」との認識を改めて示しました。
奈良県では感染者数は徐々に減少しているものの、病床使用率は66%と医療体制は厳しい状況が続いています。
これを受け、先週までに奈良市や県の医師会などが相次いで緊急事態宣言を国に要請するよう要望しましたが、
7日、荒井知事は宣言について改めて「要請しない」と断言しました。
では、近畿地方周辺の感染状況を見てみましょう。
どこが緊急事態宣言を出していてどこが出していなのかわからないですよね。
波の高さには人口によって違いはありますが、
横軸の増えるタイミングと減るタイミングはどこの県もほとんど変わらないです。
すべての県は同じように『増えては減ってを繰り返しているだけ』です。
私も緊急事態宣言やまん防自体に効果はないと断言できますし、そもそもそれを日本は1年中続けているわけです。
発令をして対策している感を出すよりも補償金貰いながら病床受け入れ反対しているようなところを
しっかりと受け入れするようにしたほうが社会全体を止めるよりも断然効果的だと思います。
・実際に近畿地方の状況はすべて発令しない関係なく同様な動きをしている。
・一年中ほとんど緊急事態宣言かまん防を出しており明確な効果自体は無い。
・緊急事態宣言やまん防で人の動きを制限するよりも感染した場合の受け皿を強化すべき。
期間致死率もインフル並みまで低下している
期間致死率は今0.1%にまで急低下している。
厚労省は各月の新規陽性者中の死亡者数を把握しており、各月ごとの致死率を算出しました。
8月18日までのデータなので、今後若干増えたとしても7月分はそれまでの『1/10以下でありインフル並』なんですね。
・すでにコロナの致死率はインフル並まで下がってきている。
基礎疾患が無くても喫煙者と肥満はリスクが高い
最近よく基礎疾患が無いですが入院しましたというニュースが流れますが、
名古屋市は、新型コロナに感染していた30代の男性が死亡したことを6日、発表しました。
男性は自宅で療養していました。
市によりますと、30代男性は8月29日に感染が判明しましたが、
当時の症状は39度台の発熱のみだったため「軽症」と判断され、自宅療養を続けていました。
しかし、9月3日から男性と連絡がとれなくなったため、
職場の上司が5日に男性の家を訪れたところ、死亡していたということです。
男性は1人暮らしで基礎疾患はありませんでしたが、重症化のリスクが高い「肥満」で、
まだ一度もワクチンを接種していませんでした。
大阪府で第五波の重症者を中間調査した結果、
20代以下の重症者の50%が、30代の23%が、40代の19%が、BMI30以上の方でした。
基礎疾患が無くても『喫煙や肥満というのはそれに匹敵してリスクが高い』んですね。
コロナは、サイトカインストームで重症化しますが、肥満はもともと『体中が炎症起こしてるのと同じ』です。
ちなみに年代別のBMIを見ると『40〜50代の男性が特にBMIが高い』です。
日本では『BMIが25以上の方を肥満』と定義しています。
タバコを吸っているとか肥満であるのにコロナ怖いと言っている人たちは、
『考えと行動が完全に支離滅裂な状態』であるということです。
本人は肥満ということを自覚していないかそもそも肥満が重症化しないと思っているケースが非常に多いようです。
大切なのは『禁煙して痩せること』です。
もしくはそういった人たちほど重症化リスクが高いので『ワクチン接種をするべき』ですね。
『肥満な喫煙者でワクチン接種しないような人は社会にとって迷惑極まりない』です。
逆説的に考えれば、高タンパク低糖質な食事、適度な運動、十分な睡眠時間、禁煙、定期的な健康診断をしていれば、
それほど恐れるようなウイルスでは無いとういことです。
・大阪のデータでは重症化している20代の半数がBMI30以上。
・喫煙や肥満の人はワクチン接種するべき。
・肥満な喫煙者でワクチン接種しないような人は社会にとって迷惑極まりない。
・高タンパク低糖質な食事、適度な運動、十分な睡眠時間、禁煙、定期的な健康診断が大切。
多くの国民はコロナ自体ではなく『感染したら周りに迷惑をかける制度』に怯えているだけ
結局、日本人が恐れているのはコロナウイルスそのものではなく、
『感染したら周りに迷惑をかける制度』に怯えているだけなんですよね。
恐れている:感染したら周りに迷惑がかかる制度
コロナに感染することで、日本の制度上によって2週間の隔離や濃厚接触者をあぶり出したりなどされますが、
日本人特有の『周りに迷惑をかけてはいけない』という考え方によって
周りの人や学校や企業に迷惑がかかるという『日本のコロナに対する制度によって怯えているだけ』なんですよね。
外に出る→感染すると周りに迷惑が掛かる→怖い→家にいる
外食に行く→感染すると周りに迷惑が掛かる→怖い→家にいる
今の現状で、コロナ自体に怯えている人というのは『コロナ脳』しかいないです。
おそらくですが、
感染したら周りに迷惑をかける制度によって怯える国民:6割
コロナそのものが怖い国民:2割
という感じですね。
我慢させられた国民は意味のない正義中毒に走る
矛盾だらけの指針に従わされたり、コロナの制度によって我慢を強要させられると、
・自分も旅行行ってないんだから我慢しろよ!!
・自分もマスク付けているんだからマスクつけろよ!!
・自分も外食してなんだから家でご飯食べろよ!!
・自分もお酒飲まないんだから外で酒飲むなよ!!
と『正義感を振りかざした正義中毒になっている人』が非常に多いんですよね。
自分たちが我慢しているのに我慢していないやつが許せないという
コロナの感染対策ではなく、感染したら周りに迷惑をかける制度によって我慢した人たちが、
我慢していない人を『妬み僻みへとすり替わっている状態』です。
そして、日本では正義中毒のスパイラルが起きているんですね。
②ルールを守らない人や我慢しない人が許せないという正義感によって集団で魔女狩りをする
③魔女狩りや空気に屈服して我慢する
④①に戻り魔女狩りをする
ボトルネックになっているのが『日本の感染したら周りに迷惑をかける制度』なので、
この問題を解決することで国民の正義感による魔女狩りなども減ると思っています。

コロナ騒ぎの最大の被害者は若者や子どもたち
感染したら周りに迷惑をかける制度に怯えて正常に判断できない大人たちが、
『子どもたちの勉強する機会や青春すらも奪おう』としているんですね。
若者に今は我慢して欲しいって言う大人が多く、
『今我慢すればコロナの感染が終わる』という誤った前提に多くの人が考えるのでおかしな意見が出るんですよね。
ですが『日本の若者はめちゃくちゃ我慢』しています。
他にも以下のようなツイートの嘆きがありました。
短大2年間コロナで丸つぶれ。
なんのための大学進学だったのか
オンライン授業の適当さ、
サークル活動の制限、
イベントなし、
せめてお金返してほしい。— すっぴ (@cheer_s014) August 28, 2021
東京都の小池百合子知事が19日、都立学校での都と県をまたぐ修学旅行などについて、
中止や延期することを求めた。一方、学校行事は必要との考えを示し、感染対策の徹底を呼びかけた。
これにネット上では
「え、もう泣きそう。体育祭も文化祭も校外学習も修学旅行もなんも出来んくて何この高校生活、、、」
「国を跨ぐオリンピックはやったのに修学旅行は中止ですか。私たちの一回しかない高校生活返して下さい」
「パラ観戦はいいのに…高校生活の思いでが奪われる」という学生の悲痛な声があがった。
大人にとっての1〜2年と子どもたちにとっての1〜2年は大きく異なります。
福井市の吉川教育長は学級内で1人でも感染者が出れば(その学校を)臨時休校すると言っていて
教育長とは思えない愚策を講じているんですよね。
文部科学省は27日、
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域での学級閉鎖や休校を判断するガイドラインを、
全国の教育委員会に通知した。
同一学級内で複数の児童生徒の感染が判明した場合、
保健所の判断を待たずに「学級閉鎖」などの措置を学校の設置者が決定できるとしている。
これに対して福井市の吉川教育長は「感染の広がりを止めるために、
学級内で1人でも感染者が出れば(その学校を)臨時休校する。
その上でPCR検査の範囲がどのくらい必要か調査する」と述べ、
福井市では感染拡大を防ぐため国の指針よりも踏み込んだ対応を行うとした。
→https://news.yahoo.co.jp/articles/7eef2ad224aca49aedf3578aa3393d4d0a5b18fb
また給食も簡易給食として栄養が取れないような給食を出されている状態です。
こうした給食をめぐっては「自分が親なら抗議します」という反対意見や
「感染拡大予防のためで、悪いのは簡易給食ではない」と支持する声が交錯しています。
「簡易給食」は、いつもの給食より品数が減らされているため、
配膳や食事にかかる時間を減らし、感染予防になるとして、今、各地の学校が採用しているものです。
どうしてこうも過剰に恐怖に怯えて魔女狩りしたり、
感染したら周りに迷惑をかける制度に怯える大人たちのせいで
リスクのない子どもたちがこのような仕打ちを受けなければならないかと思っています。
大人の都合のために子どもが我慢を強いられる。おかしいとは誰も思わないのかと思います。
以下は、新型コロナウイルス感染症の国内発生動向の重傷者割合になります。
新型コロナウイルス感染症の国内発生動向の陽性者数と死亡者数は以下になります。
死亡者の平均年齢は『80代』です。
あれだけ若者にも重症者ガーと報道している割には30代以下の割合は『0%』なんですよね。
子供たちとってコロナは重症化も死亡もしない一部の基礎疾患リスクを除けばただの風邪です。
安易に学校再開で感染拡大するから自粛を求める発言が逆に『コロナよりも子供を殺していくわけ』ですよ。
実際にコロナ禍で『子供の自殺が増加』しています。
今年1月〜7月の小中高生の自殺者は270人であり、これまで最も多かった昨年よりも更に増えました。
今年7月までの子どもの自殺が、年間で過去最多となった去年の同じ時期を上回るペースで増えているからです。
厚生労働省の月次報告(暫定値)によると、
今年7月までに自殺した子どもは272人(小学生7人、中学生75人、高校生190人)で、
去年の同じ時期の241人を上回っています。
発達途上の子どもには、「からだとこころのバランスが常に保たれていること」がとても大事です。
昨年から続くコロナ禍で、子どもたちはこのバランスがゆがんだ生活を長く強いられています。
大人には思いもよらないささいなことがきっかけで、
衝動的な行動を起こす可能性があり、非常に注意が必要な状態と言えるのです。
定期的に「コロナ×子どもアンケート」を実施している国立成育医療センターの今年2月の報告によると、
中学生の24%、小学4~6年生の15%に中等度のうつ傾向が見られています。
普通の生活を奪われたことで『子供たちは追い詰められ生き地獄を味わっているわけ』です。
それでも気が緩んでいるからとか我慢しろとあなたは言うのでしょうか?
ただ思考停止してルールだから守ることが正しいのでしょうか?私は違うと思っています。
ワクチンをどれだけ打ってもコロナの感染者はゼロにならないし、毎年一定数の死者が出ます。
それを社会的に受け入れて元の生活に戻るしかないと思います。実際にそうした国が続々と現れています。
シンガポールのリー・シェンロン首相は8月29日の施政方針演説で、
全人口の80%がワクチン接種を完了したことを明かすとともに、
デルタ株の出現により感染をゼロに押さえるのはもはや不可能と断言し、
新型コロナウィルスを風土病(エンデミック)として受け入れる準備を進めなくてはならないと訴えた。
そして今後の成長のために取るべき戦略の3本柱として
「(国際)ビジネスハブとしての地位を維持する」
「海外からの投資を呼び込む」
「シンガポール企業の成長と起業の促進」を列挙。
そうした考えに変わらないのは多くの国民が、思考停止して恐怖を扇動されて、
同調圧力や社会の空気に屈するからではないでしょうか?
コロナは戦うのではなく受け入れるべき
コロナは戦いではなく、受け入れる受容だと考えています。
日本よりも被害が大きい他国が自由に生活しているのはコロナと戦うのではなく受容しているからです。
コロナを戦いだと考える人は誰一人死んではいけないとなり、
本来の生活に戻ろうとするとそれを我慢が足りないと叩くんですよね。
リスクの高い高齢者はワクチン接種し死者を社会的に許容しながら従来の生活を取り戻すことが大切なんです。
これ以上の国民に我慢を強いるのはどうなのかと思っています。
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